ちょっと前にDVDでみた「偉大なるマルグリット」も同様のプロット。
どうも同じ原作(実話)をフランスが先に映画化していたらしい!
その「偉大なるマルグリット」の主演は「大統領の料理人」以来 贔屓にしている カトリーヌ・フロ だったので、おおいに期待した。
だが実際は、彼女が音痴の演技を披露するごとに、失望が….
それも原因となって、鑑賞後の印象は決して満足には至らなかった。
エンディングの暗さといい….
(いかにもヨーロッパ映画?)
一方、今作。
名女優のメリル・ストリープの演じっぷりが「驚異的」
歌声が出て5秒後には、ゲラゲラ笑えて、もう大変!!!
最近でさえ「幸せをつかむ歌」で女性ロッカーとして美声を披露したばかりの彼女、全く気まずくなる可能性は皆無なせいか、堂々の音痴っぷり。
素晴らしい!
あとで解説を読むと、まずは正しく歌を仕上げ、そのあと崩していったそう。
流石、2度のアカデミー賞だけじゃなく、カンヌ、ベルリン、ゴールデングローブそして声優としても大活躍のメリル・ストリープ…
さらに盛り上げるのが、巻き込まれ役のピアニスト役(写真:左)
表情演技がセルフごとにクルクル変化し、相当にレベル高い!
サイモン・ヘルバークという名前が、深く記憶に刻み込まれた(笑)
あっ、ヒュー・グラントも、まあまあの出来。
結論:歌うシーンごとにイカせるメリルの快演に「2016年 最も笑った映画」と認定!
(ちょっとズルい気もしなくはないが 笑)
ただ、エンドロールでの本人の歌唱が流れますが、結構にていましたね。
梅毒を患い、あそこまで生きたのは凄いですね。
TBお願いします。
少なくとも、音程は正しかったような...
ただ悲しい病気があったところなんかはドラマでしたね。
こちらからもTBお願いします。
メリル・ストリープ。下手に歌うのを上手く演じたと言うと、言葉遊びみたいになってしまいますね。
冗談はともかく、さすがでした。
凄過ぎですね(笑)