当初オリジナルビデオとして2013年秋に発売する予定(北米)が変更され、劇場公開に。
この判断、当ブログとしては大バツ!!!
製作総指揮を務める、ピクサーのキーマンだったはずの、 ジョン・ラセター、どうした?!
というのは、観れば観るほど、あまりに「カーズ」をなぞったようなストーリー。
飛行機が主人公飛行機ダスティ。
彼は高所恐怖症だったが、田舎の仲間たちに支えられ、夢だった世界一周レースに出場する。
そして遂に...
まわりのキャラからして、あまりに「カーズ」に設定が近過ぎる。
まず彼女になるキャラが、やはり流線型(前はポルシェカレラ)
支えるベストフレンドの英語は、やっぱり田舎なまり。
ってな感じ...
思い出したのは 2009-05-24 アップ、「メイキング・オブ・ピクサー The Pixar Touch 創造力を創った人々」の読後評。
あの素晴らしかった「トイ・ストーリー2」も、最初はオリジナルビデオの予定。
ダメダメ脚本に、ラセターが手を入れまくり、脚本の細部までクオリティが大幅にアップ。
いつかは捨てられるおもちゃの心情を描ききり、思わず涙を誘う内容にまで昇華。
これで予定が変更され、劇場公開になり、大ヒットし、遂には大団円の第3弾にまで至った。
最近のラセターからは、この情念が失われてしまったのだろうか?
才能が枯渇したのか?
そういえば、「カーズ2」さえもがイマイチだった...
もちろん映画としての基本レベルを保ってはいる。
がしかし、ピクサーがそれでいいのか?
なのでもう一度言う。
どうしたラセター?! どうしたディズニー?!
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褒めてるレビューが多いけれど、私は不満でした。ラセターが原案・製作総指揮してこれでいいのかと思ってました。
やっぱり不満を感じてる方がいたので安心しました(笑)。
で、調べたら、これを製作したのがディズニー・トゥーン・スタジオという、これまで劇場で公開しないビデオ・スルー作品を作って来た、ディズニーの子会社なんですね。
どうりでクオリティが低いはずです。ラセター、ディズニーCCOになって、儲け優先に走ってるんじゃないでしょうか。今後が不安です。
スターウォーズも心配ですう...