突然 打合せ時間が2時間後ろ倒しになったので、機会があれば行ってみようと思っていたこちらに。
オミクロン下だとはいえ、現代美術なので「密」はありえないだろうと(笑)
そういうレベルで全くの無知識で展示を見始める。
最初はややインダストリアルな展示で、これまでNYのニュー・ミュージアムでのイマイチな体験を思い出し、ちょっとイヤな予感…
だが次のコーナーからは、この作家が「音」「音楽」を下敷きに作風を確立していることに気づく。
レコードモチーフの映像、レコードジャケットを加工した作品など。
そして最初のピークが訪れ、更にその作風を映像化した作品でそれはピークに達する。
作品名:サラウンド・サウンズ Surround Sounds ( 2014 - 2015 )
4方をスクリーンで囲まれたゾーンに映像が降り注ぐ。
映画自体はサイレント映像なのだが、音が響いてくる(実際は音は出ていない)
緩急つけながら何度となく「爆音上映」のピークが訪れ、ただただ圧倒されまくる13分48秒。
結論: サイレント映画なのに、爆音上映!を体験できるとは… 翻訳レベルを超越したオリジナル性は一見の価値あり。
2月23日(祭)まで。