私はバレエが嫌い。
(2011年05月25日)映画:ブラック・スワン Black Swan 今年有数の1作 (ただしホラー映画として) でもアップしてるが、バレエは肉体的に「あまりにも」自虐的な芸術だという認識なので....
そしてこの映画はバレエ映画。
初っ端から、痛々しい足が出てきて、即座にゲンナリ(笑)
ところが、その気分がだんだんとほぐされ出す。
その理由は「ひたむきさ」
登場するのは、明日を夢みる子供たち。
9才から19才の男女6人。
アメリカ、イタリア、シオラレオネ、コロンビア、それぞれ全く違った環境に置かれながらも、目指すは同じ。
NYで開催される YAGP(Youth America Gramprix) ファイナルでの奨学金あるいはプロ契約!
これまでマゾヒックに見えていたバレエも、子供から若者までの成功を狙い限界まで跳躍する肉体を見て応援しているうちに印象が変わってしまった。
子供を使うという手はズルい!という気もしつつ...
「親子の絆」「頂点への闘い」「グローバル競争」などのキーワードがアタマを駆け巡りつつ、改めてドキュメンタリーの力を実感した。
そうして結論は=予想外に劇押しのドキュメンタリー。
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