テレビドラマシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」を何と、ガイ・リッチーが映画化!
シリーズで覚えているのはせいぜい、主演がロバート・ヴォーンとデヴィッド・マッカラム だったことくらい。
あと組織U.N.C.L.E.のボス上司のオヤジがいい味出してたことくらい、かな?
そんな状態だったので「お手並み拝見」的スタンスで観賞。
結果、エンドロール終了までキッチリ観賞。
予想外の大満足だったのだ!
特筆すべきは、ガイ・リッチーの演出。
オープニングタイトルまわりでさっと60年代に持ち込む技、
クライマックス前半をカット割りでスピーディーに端折るセンス、今でもバッチリ イケてる!
過去の彼の作品同様に、当然のことなから音楽のセンスも素晴らしく、惚れ惚れしてしまった。
主演陣は、ロバート・ヴォーン演じたナポレオンソロを、現役スーパーマン ヘンリー・カビル(写真:左)
デヴィッド・マッカラム演じたイリヤを、こちらもリメイク「ローン・レンジャー」のアーミー・ハマー(写真:右)
こういうシリーズの必須アイテム? 謎の美女も当然あり。
Ex Machina (=当ブログ 2015 9/8 アップ)で目立ちまくった アリシア・ヴィキャンデル。
そしてもう1つの重要アイテム、悪女= エリザベス・デビッキ。
この2人のレディの衣装が60年代テイストながらも現代でも通用する味付けで、とてもいい目の保養になった(笑)
アカデミーの衣装部門でノミネートされるのでは?
あと、あっと言わせる『アノ方」がスペシャルな役を!
中盤でチラッと出てくるので、ははーんとくるはず?
で、ベッカムも出てたとあとで知ったが、全くワカラナかった(笑)
結論:「キングスマン」と007新作という、強力スパイ物の隙間をリッパに橋渡しする、快作。
続編に期待!