マイクロターゲッティング micro targeting手法で、米国大統領選挙の黒幕として有名になったケンブリッジ・アナリティカ(以降 CA社)
これを追うドキュメンタリー。
見ていてしばらくは既視感が。
前半メインに登場する NYの大学教授 デビッド・キャロル はNHK特集で既にみていたので。
だが途中からぐんと面白くなりだす。
その訳は デビッド・キャロル が英国議会を通しCA社を告訴すること。
CA社は米国大統領選挙だけでなく、英ブレグジット(英国の欧州連合離脱)にも関与。
ここで英国の大きな注目を集め、フェイスブックにおけるデータ不正収集疑惑が追求される羽目に。
そして面白いのがこのドキュ、訴える側、訴えられる側、の両方をみせていく。
ので、とてもスリリング!
訴える側 = デビッド・キャロルと、ガーディアンの記者 キャロル・キャドワラダー
訴えられる側= アレクサンダー・ニックス他
だけでなく、捜査に協力する whistle blower が登場(汗)
それはキャンペーンにかなり関与していた ブリトニー・カイザー
戸惑いながらも捜査側に協力する姿が痛々しい…
というわけで非常に面白いドキュメンタリーではあるが、一方で「約2時間」という長さ。
興味を持たれた向きは、まず、当ブログ推奨の ×4箇所 をご覧いただくのがいいのではと。
それは、
(1)40分 ~ 約3分
ブリトニー・カイザーが fb ザッカーバーグ の公聴会の質問を作成するシーン ~ コア説明
ここでわかるのが、某大学教授が作った簡単な意識アンケートが起点となり、全てが引き起こされること(汗)
(2)61分 ~ 約4分
ブリトニーが所有していた、ケンブリッジ・アナリティカ の会社案内。
南国トリニダードの国政選挙に関与した手法を完結に語る、他(汗)
(3)95分 ~ 約4分【最重要パート1】
ガーディアンの記者 キャロル・キャドワラダー の独白。
(4)103分 ~ 約5分【最重要パート2=結論】
まずは、デビッド・キャロル の独白 ~
TED での、キャロル・キャドワラダーのプレゼンテーション
つまり 結論パート!
以上、16分。
当ブログ的には実は、番組タイトルに若干の違和感が、ある。
とはいえここから先は、まずは当ブログお薦めする「コア」をまず視聴し、更に深く進み 個々にご判断願いたい!