フェラ・クティ&アフリカ70 を支えた名ギタリスト、Oghene Kologbo
1978年から沈黙していたはずが、2017年末にいきなり復活!!!
40年近くのギャップ!
曲を聴いていくと、ギターのキレが半端ない。
サンタナが「ギターは腰」と言っていたような気がするが、これは正に「腰の入ったギター」!
トラックでいうと、特に1.、5.、6.あたりか。
だけでなく、当たり前のようにメッセージもがっつり刺さってくる。
Africa Is The Future とか、Abandon Property とか、Don't Mind Them とか…
実は先日、こんなことがあった。
民謡クルセイダーズと REGGAELATION INDEPENDANCE のコンサートに行ってきた。
REGGAELATION INDEPENDANCE登場の際、MCだったランキン・タクシーがこんなコメントを。
「音楽誌ミュージック・マガジンの日本レゲエ部門で年間1位」
「なのに、全く売れないんだよな~」
で興味が強化された状態で 彼らのライブを拝見。
だがこころに刺さってこず、途中退場(えっ!)
その理由は実は当の音楽誌ミュージック・マガジンの日本レゲエ部門、の論評と全く同じ感想。
ライブ直後は未読だったが、帰って1位を雑誌で確認した際に発見した。
その論評を引用させていただこう。
選者は 鈴木孝弥 氏。
<ムラの外側に向けた言葉を
<日本のレゲエ界の技術偏重が気になる
<演奏、トラック制作の技術やセンスの秀逸さに比べ、国内外の諸問題を目にしながら
<マイクを握るメッセンジャーたちから出てくる言葉の妥当性、シリアスさ、説得力が
<あまりに物足らない
全く御意!
今の時代、発信すべきメッセージは幾らでもあるように思う。
違う?
なんてことを Kologbo のまるでエバの使徒のようなド迫力ジャケット(写真)を眺めながら想った...