日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
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NYで何か1本は映画は観ておこうということで、公開直後のこれをチョイス。
予告編の印象だと、地球規模にスケールでかそうだし、主演のブラピも良さげ。
そんなレベルでほとんど予備知識なし、で鑑賞するのってタノシイのだ。
ところが....

(次からネタバレ。20行ほど空けます)





















家族の食事で穏やかに始まる映画は、10分程度のところでネタの核心が。
フィルデルフィアの街角が突然混乱に陥り、主人公が目撃したのは....


暴徒化した群衆が、次々と人を襲い噛む。
そしてたった10秒のうちに、彼らもその一員になり、目の色は変わるは醜くなるは...

そう、
これは「ゾンビ映画」だったのだ!!!


前から何度も当ブログで書いているが、ゾンビ物は嫌悪感だけをいたずらに煽るものなので「大嫌い」である。
タダでも絶対に観ない。
予告編でも、いろいろなサイト他の情報でも、この映画が「ゾンビ映画」なことは巧妙に隠されている。
ゾンビが巨大な壁を群がって越えようというシーンは登場するが、引きなのでわからないようになっている。
それってずるくないか?!

この程度の基本情報で、ネタバレ注、と書かないといけなくなる、その「演出手法」自体に怒り炸裂なのだ!


その10分以降、鑑賞するのがいかに苦痛だったか。
噛まれてわずか10秒で凶暴なゾンビ化するという狂った設定があくまでも前提のストーリー。
ブラピがいくら奮闘し窮地を乗り越えたとしても、その瞬間に既にシラケている自分が何度となく続く。
あ~辛い...



映画館を出て、34丁目のストリートは人で溢れかえっていた。
嫌悪感に苛まれながら、恐怖シーンとこの日常の景色がダブり、本当に嫌な気持ちに陥る。
World War Z の Z がゾンビだということに気づかなかった自分が情けなくなってくる。

う~ん、久々に最悪と言える 映画体験....
私のような人だけは、気をつけてください。
それを除けば、この夏向けの大作として、ヒットするだろうから...

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