日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
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この映画を見始めて、まず思ったのは「またか」
というのは、ヒロインがやはり最新の「古代映画物」と「同一人物」だったからだ!

その映画は既に記事アップしている、タイタンの戦い Clash of the Titans 最後まで一気に見せるリメイク活劇(2010-04-05アップ)
以下、引用。
<偶然にも? 最近の007シリーズに出演した2人の俳優が出演している。
<(中略)と、サブ・ボンドガール(「慰めの報酬」でのジェマ・アータートン)

<個人的には、ジェマ・アータートンのいわゆるギリシア神話的美人、という範疇では全くない(独特の気品はあるが)
<が、それはそれで、台詞の言い回しといい、なぜか神秘的に感じられるのが不思議で可笑しかった。


でも、なぜ気付かなかったのだろう?
で、チラシをみたら....
公開側もその点を気にしていたらしく、全然「彼女にみえない」ショットを使っていた(大変だねえ)

チラシだけでなく、本編でもこの傾向が感じられ、アータートンの個性が消されてしまっているように感じた。
彼女の良さは、なんかすっとぼけた感じにあると思うのだが.....

そしてその感覚は、主人公のジェイク・ギレンホールにも感じられる。
マッチョな戦士の役をあてがってしまったことで、彼の個性も生かせていないような気がしてくる。

さらに個性派俳優アルフレッド・モリナも出ているのだけれど、彼もなぜかしっくりこない。
キャスティング、演出という点で、全体的にうまくいっていない印象。


一方、クライマックスに到達してわかるのが、この映画が一見、「古代物・歴史物」の体裁にみえつつも、実は全く違う「ジャンル」だということがわかる(それは何かは言えない、ネタバレになるから)

この節操の無さに唸った。
「さすがジェリー・ブラックハイマー!」と。
キャスティングの大味感といいい(笑)


そして個人的には「意外にも」その展開を楽しんでしまった。
その、全く違う「ジャンル」物が好きなだけに.....
(その違うジャンルのヒント→ 期待の最新映画 HOT TUB TIME MACHINE的展開)


ということで結論。
原作が元々ゲームだし、ディズニー印、ブラックハイマー印つきの映画なので、「古代映画物」とかまえず、B級アクション「+α」的展開をお気楽に味わう、ことが正解かな?

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