日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



1/2にBS-NHKでの特番は、2007年の開始にふさわしく?!「第3の波」で情報化社会を予言したことで有名かつ最近「富の未来」(前)(後)を出版した未来学者、アルビン・トフラーのスペシャル対談。

時間の変化からはじまって、グローバリズム、生産消費者の登場、今後の教育へといきつくこの話の流れは、基本的に「富の未来」(前)に沿った展開。
本で読むより、映像での説明はとてもわかりやすいとあらためて思いました。

この中に基調として流れているのが、政治システム(官僚)への痛烈な批判です。
企業を時速70~で高速を走っているとして、いろいろなサービスのスピードを紹介した最後に、官僚システムは10kmとか、圧倒的にビリのスピード!

日本もそうとうに遅いと自負できます?!がアメリカでもここまで批判されるのにはオドロキでした。
番組の中で特に具体的に指摘されていたのは、ハリケーン、カトリーナに対する行政の対応。
日本でも、神戸大震災の際を見ても直後はヒドい対応でしたが、確かにこのカトリーナの件も手の打ち方の遅さは目に余るひどいものだったようです。


そんなことを考える中、たまたま翌日観た映画は「ユナイテッド93」
この映画を語るのには様々な点を考慮しなければならない微妙な映画ではありますが、少なくともこれは言いたくなります。

私もドシロウトとはいえ、帰宅直後にテレビで見た燃え上がる貿易センタービル、そしてそこに突っ込んだ次の飛行機の生放送を見た瞬間に「これはテロ以外ない」と確信したのを憶えています(父がちょうどNYに行っていたので、ただちに各位に連絡!)


その2機めの直撃の直後に行なわれるべき事は以下と思います。
(アメリカ国内の)全航空機へのテロへの警告、全航空機の離陸の禁止。全航空機のもっとも近い空港への緊急着陸。アメリカ国土へ入る全ての航空機の凍結。

この映画では、そういう指示が直後に大統領あるいは政府高官から発せられたというようなことはまるでなく、混乱する関係者の人々が描かれています。
それがテーマの映画ではありえないわけですが、高い金払って国を納めてもらっている人にはそういう能力は最低求めたいと思うのは自然なことではないかと....

一方、日本の首相の優等生的発言に終始する姿を見るに、今後の日本は大丈夫かなとマジ心配になります....
だから民社党がいいとか他党がいいとかいうことではなく、政治家全体の問題!

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



     


 
編集 編集