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日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 








まあゆっくり少しずつ紹介していこう、なつもりだったがハタと気づいた

地元カルフォルニア LACMA で実施中の展示は 10月 6日(日)終了(汗)

万一グッサリ刺さった方がいた場合に、なんとか駆けつけられるタイミングに収めたい意向の当ブログ。

このためペースアップしていきます!





直前の × 4作品が モノクロ だったように、次の × 3作品も モノクロ。
(1992年を中心とした、モノクロ時代?)



都会の 寂寥感 を描いたと思われる × 3連作。


まずは1発目。

作品名 = Blue Collar Tech-Chem   1992








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ここで本来再スタートを切るはずだった「有名作」に到達。
(つまり今回の再起動シリーズはNYにはなくLA初出作、が多い)


作品名 = The End  1991

いわゆる フィルム映写 からインスパイアされたものと類推される

本人も面白いコメントをしている = 同期していない上下は過去未来を指す


確かに上下のズレはフィルムの連続性によって「瞬間」が構成されていることを思い出させる(汗)









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こちらもモノクロ。

作品名 = Sin / Without,  1990


前にも登場している「文字シリーズ」、ではある

が、タイトルからも類推される通り、シンプルな作品では 全くない…



Sin は 英語 では、transgression  罪 倫理 etc…

Sin は スペイン語 では、without


同じ3文字でも、持つ意味が 全然 違う!







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作品名 = Five Past Eleven  1989

今作はなんと「時間」がテーマ!

不思議?!奇っ怪?!な物体が、作品 左 → 右 に流れる


それは、竹節?!?  竹竿?!?

そして、これのみ カラー…



これ以上、何も言えない...
(こんな作品で シリーズ再開 とは!笑)







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前回の カラー から打って変わって → モノクロシリーズ がしばらく続きます


ただ共通点も!

こちらもまるでミスプリのように?「白枠」が存在(汗)

こちらは前作と違い、テキストボックスっぽいが
(そんな概念、当時にあるはずもない! 笑)

作品名 = Brother Sister  1987


ヒト、がタイトルという点も共通か!?!





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このシリーズ、時系列 軸・NY展示LA展示 軸 で精査しつつ、再開です!
(このためタイトルも変更、@MoMA + LACMA)

~ ここまでのおさらい ~

カルフォルニアで現在も健在、エド・ルーシカ Ed Ruscha

①彼の回顧展が NY で(NOW AND THEN)
②現在は、地元カルフォルニアは LACMA で実施中(~10月 6日)

彼はロゴへの執着?があり、基本それらをキャンバスに展開。
21世紀FOX、ガソリンスタンド、さらに放火癖?(あくまでも絵画上)

で…


前にもチラッと予告で見せてましたが、今作はこの精査による変更で「象徴的」とも言える作品。

なぜか。


今作は NY では展示されていなかったもの!


作品名 = Mother’s Boy  1897


下の「白枠」は本人曰く、「人民の声を無視し続けた象徴」(当ブログ意訳)






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続いても、文字系。

作品名 = Pontiac Catalinas? 1984


  Pontiac Catalinas とは、クルマ の 名称(笑)
(1951~1981年 製造)




心から欲しいものが「これ」か!?!

かなりケムに巻かれてる感じ、アリアリ…



ちなみに…
この辺の時代の作品が薄めなのは、揃えにくかったのか そもそも作品数が少ないのか…



ここで力尽きてしまったため、一旦ここで次回まで保留...(笑)








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 続いての作品は、

作品名:NOW THEN AS I WAS ABOUT TO SAY…. 1973


モアレ加工 を地に、文字
文字がべタっとして読みにくいのも、意図しているかのよう…


一方で、どこかで見たようなワーディング(笑)


展示会のネーミング = NOW AND THEN

作品名 = NOW THEN AS I WAS ABOUT TO SAY…






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Chocolate Room → SPREAD → に続いては…

1977年に制作された × 2連作。




作品名:THE BACK OF HOLLYWOOD  1977


いかにもロサンゼルスらしい今作は、彼の「ビルボード・プロジェクト」から

クルマのバックミラーを見たドライバー視点(笑)


(もう一作は前の写真の右バックに写り込んでいるロゴなしバージョン)


~ その(25)へ ~



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チョコレート・ルームを出ると、コチラもやはりイベント系から。

5年に一度のイベント「ドキュメンタ5」に出店するにあたり彼は彼のアーティストブックを並べつつ、今作を制作。


今作は両面から成立しており、

(裏)噛みタバコ(大谷も噛んでますね 笑)を(表)の面 から透けて見えるように配置


(表)文字 SPREAD

コチラも噛みタバコでロゴ作成(笑)



写真のように、天井から吊り下げられることで両面が干渉可能!


作品名:SPREAD  1972




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シリーズ再開!

~ ここまでのおさらい ~

カルフォルニアで現在も健在、エド・ルーシカ Ed Ruscha

彼の回顧展が NY で(NOW AND THEN

現在は、地元カルフォルニアは LACMA で実施中(~10月 6日)

彼は 文字・フォント・ロゴ への執着?があり、基本それらをキャンバスに展開。
21世紀FOXガソリンスタンド、さらに放火癖?(あくまでも絵画上)すら...

ディテールへのこだわりが凄く、ある時期は実際にモノホンの ケチャップ、チョコレート、キャビア などをキャンパスに展開。
で…


<次はいよいよ?チョコレートにいくんですが、レベチ なチョコレート...



確かに レベチ!


作品名:Chocolate Room  1970



彼が唯一トライした、部屋のインストレーション
(ベネチア・ビエンナーレ のアメリカ館向け)

ペースト上のチョコレートを大量の紙に塗りたくり、部屋に(笑)

この再現版ではあまり感じなかったが、実際の会場では「魅惑のチョコ風味」がしっかり放たれていたとか!






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彼は実際にモノホンの ケチャップ、チョコレート、キャビア などをキャンパスに展開していたらしいことを前回触れた。

がこの絵はまだ1966年 の作品


なので、液体はまだ書いてあるレベル



作品名:Annie, Poured from Maple Syrup


何を表現しようとしているかというと...

タイトルから分かる通り、 メイプルシロップ らしい!



そもそも Annie モチーフは4年前の1962年で既に 作品化 していたもの

そのバージョンを 液体モチーフ で再構築、とな!(汗)



次はいよいよ?チョコレートにいくんですが、レベチ なチョコレート...

~ その(22)へ ~



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作品名:Eye  1969


こちらも、「文字モチーフ」


だがやはり、ひねり具合が凄い!
(これこそ、なんだこれは… )



その後調べてみると、こんなことすら発覚(汗)

1. このEye液体パターンは色々あるよう...
  ブルーなEye、Liep、etc...

2. このEyeイエローバックに液体パターン、すら色々あるよう...
  Hey、Adios、Mint、Brews、etc...



そして遂に知る

彼は実際にモノホンの ケチャップ、チョコレート、キャビア などをキャンパスに展開していたらしいことを...

旺盛な実験精神を発揮していたということか!





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こちらも、「文字モチーフ」


作品名:City  1968



だがやはり、ひねり具合が凄い!

液体で、文字を書いてる…





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で早速、モノクロ

作品名:Quit with Pencil  1967


お得意の?「文字モチーフ」にしばらく戻ったよう




とはいえ、ひねり具合が凄い!

文字 Quit は 紙ヒモ の キャンバス上 での再現?  

Pencil でさえ…
(なんだこれは)





この後はカラー系統が続きます





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