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ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

日本を崩壊させる岸田首相 ? - 5 ( 歴史を捏造する公共放送 )

2023-11-23 21:30:12 | 徒然の記

 「NHKのどこが公共放送か」と疑問符がつく2つの番組を紹介すると言いましたが、目新しい番組ではありません。2つとも、すでに「ねこ庭」で取り上げていますので、ご存知の方が多いと思います。わざわざ紹介するのは、2つが三宅氏の亡くなった後で作られた番組だからです。

  1.   NHKスペシャル『昭和天皇拝謁記』

  2.   NHKドキュメント『緑なき島』

 1. は令和元年 ( 2019 ) の8月から9月にかけて、49回のシリーズとして「ねこ庭」で取り上げ、2. は令和5 ( 2023 ) 年の1月から2月にかけて、31回のシリーズで紹介しました。

 長いシリーズを繰り返す気はありませんが、NHKが「ドキュメント」、「NHKスペシャル」とカタカナ表示でタイトルをつけた番組は、「実際の記録」だから信頼できると言う錯覚を起こさせます。私が観た限りでは、これらはたいてい反日の偏見が隠された捏造番組でした。今回も息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に、二つの番組がどのように捏造されているのかを説明し、「NHKのどこが公共放送か」を示す材料とします。

  〈 1.   NHKスペシャル『昭和天皇拝謁記』について 〉

 『昭和天皇拝謁記』というのは別称で、NHKがつけたタイトルは別にあります。

 NHKスペシャル 「昭和天皇は何を語ったのか~初公開・秘録 “ 拝謁記 ” ~」

 ドキュメントという形を取っていますが、内容は反日左翼学者による、昭和天皇の批判番組です。政治に悪用されることを恐れ、昔から陛下の「お言葉」はなるべくそのまま出さない配慮がなされています。

 ところが宮内庁長官だった田島道治氏が、陛下に無断で「お言葉」を詳細にメモとして残し、氏の没後公務員の守秘義務を忘れた遺族と、これを無視したNHKが「お言葉」を報道してしまいました。彼らは「報道の自由」と強弁しますが、実態は公務員の守秘義務違反という犯罪行為の番組です。亡くなられて反論のできない昭和天皇を貶めたという点においても、NHKの犯罪行為を問いただしたい番組です。

 昭和天皇の過ごされた時代は「激動の大正・昭和」で、陛下は大東亜戦争の「開戦の詔書」と「敗戦のお言葉 ( 玉音放送 ) 」を述べられた日本の統治者でもありました。陛下は常に国民と共にあり、国民の敬愛の中心におられた最後の天皇であったと、今でもそう思っています。

 NHKはこの番組の中で陛下を語る時敬語も丁寧語も使わず、語られた「お言葉」も自分たちに都合よく解釈し、嘲笑の対象にして見せました。これ以上は述べませんので、事実を確認されたい方はネットで探してみたら良いと思います。今回は不遜で奢ったNHKの、その説明の一部を紹介するにとどめます。

  ・占領の時代、昭和天皇のそばにあった初代宮内庁長官の新資料が公開された。
 
  ・1949(昭和24)年からの、昭和天皇の言葉が克明に記されていた。
 
  ・注目されるのが戦争責任。敗戦の道義的責任を感じていた昭和天皇は、当初退位も考えていた。
 
  ・さらに1952(昭和27)年の独立記念式典の「おことば」で戦争への反省を述べようとする。
 
   ・しかし、最終的に戦争の経緯は削除された。なぜか―。天皇と長官の対話を忠実に再現し、象徴天皇の出発点に迫る。

 息子たちのために補足説明をしますと、番組の根底にあるのが「東京裁判史観」だと言うことです。「日本だけが間違った戦争をした。」「日本だけが悪い国だった」というのが東京裁判史観で、NHKが番組を使って国民に伝えようとしているのは、「間違った戦争をした時、頂点におられたのが陛下だ」と言う意見です。

 日本を愛する国民は「ねこ庭」の視点にうなづかれるでしょうが、反日左翼系の人々は、共産党親派のボウフラ君のように拒絶反応を示します。自由民主党の中に国を愛し、覚悟を持つ議員のいることを信じる私は、これ以上の言及をやめます。いずれが正しいかの振るい分けは、時の経過が明らかにするはずですから、次の事例の説明に移りましょう。次回は

  〈 2.   NHKドキュメント『緑なき島』 〉 についてです。

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日本を崩壊させる岸田首相 ? - 4 ( NHKのどこが公共放送か )

2023-11-23 16:21:41 | 徒然の記

  令和5年 4月10日   朝日デジタル・・港区の講演会での質疑への回答

  令和5年 5月  1 日   東京新聞ニュース・・東京新聞社の単独取材  共同通信社の萩生田氏記事掲載の日

 上記4件の内茶色表示の2件が終わり、本日から残り2件を紹介します。購読者が減り発行部数が減少し、経営が傾きつつある朝日新聞社の報道はそのまま読み捨てにしますが、国民の受信料で運営されているNHKが、ジャパンハンドラー大使の言動を正しいものであるかのように伝えている姿勢に強い怒りを覚えます。

 怒りの理由は後ほど説明しますが、「駐日大使ら、LGBTの人たちへの差別反対のビデオメッセージ」と言うタイトルをつけたNHKの報道を、先に紹介します。

  〈 令和5年 5月13日  NHKニュース・・ 〉

 息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に言いますが、NHKは大使が公開した「内政干渉」のツイッターに疑問も抱かず、まるで正当な行為ででもあるように報道しています。自由民主党内で議論が紛糾し、国民が反対している事実を無視し、公共の電波を使い全国へ発信しました。自由民主党内の議論を新藤会長代行が打ち切り、役員に一任へと強行な決定をした日が、丁度この日です。

 ジャパンハンドラーの影響下で働いている「トロイの木馬」の筆頭が、NHK、共同通信社、朝日新聞社であることを、彼らが自身の報道で証明している事例ではないでしょうか。続くNHKの世論操作記事を、紹介します。

  ・この中で、イギリスのロングボトム駐日大使は「G7議長国を務める日本のもとで、性的マイノリティーの人たちの平等な権利に向けた具体的な成果を期待しています」と強調した

  ・EUのパケ駐日大使は「性差別や性的マイノリティーの人たちへの差別は間違っています。それを防ぐには法律が必要です」と訴えました

 「トロイの木馬」たちは、これまでも日本の国益に反することを推進する時、「バスに乗り遅れるな」と一斉に報道しました。今回も同じことをし、日本だけが遅れた国であるかのような印象操作をして、自由民主党の議員と国民を追い立てています。ジャパンハンドラー大使の意向に従い、日本崩壊の報道を続ける忠実ぶりが手に取るように見えるではありませんか。

  ・また、アメリカのエマニュエル駐日大使は「差別ではなく尊厳。制約ではなく自由。不寛容でなく多様性の受け入れです。誰ひとり取り残さない社会を実現するときです」と、日本政府に対応を呼びかけました。

  ・LGBTの人たちへの理解を増進するため、超党派の議員連盟がまとめた法案をめぐっては、19日のG7広島サミット開幕前の国会提出を目指して議論が続いています。

 岸田首相が広島サミット前にLGBT法を設立させる予定だったと言われている根拠の一つが、NHKの報道にあったということでしょう。この時から岸田首相は、日本の腐れマスコミNHKにせき立てられていたことになります。

 NHKが国民から徴収する「受信料」は、テレビのある家庭から強制的に取られますので、実質は税金と同じです。見た時間に関係なく、全国民一律に、容赦なく取り立て、支払わなければ他局の番組も含め、テレビの受信そのものを遮断する横暴さです。

 7年前の「ねこ庭」で、今は亡き三宅博議員が国会で行なったNHK追求の場面を思い出します。

 「朝鮮総連の人間が、拉致に関わっていると分かっていながら、なぜ政府はこれを逮捕しないのか。」「日本の中にある犯罪組織を、どうして野放しにしているのか。日本は、法治国家でないのか。」

 氏は、NHKがなぜ報道しないのかと厳しい口調で迫っていました。現在の国会質疑で野党議員がしているような、わざとらしい悲憤慷慨や演技の熱弁はせず、冷静な事実の追求でした。

 氏がNHKの中にいる外国人の人数を開示して欲しいと要求した時、NHKは答えませんでした。国名は不要だから、総数だけで良いと食い下がっても、最後まで拒否しました。

 巨大な利権集団として君臨するNHKに対し、氏は衆議院の総務委員会でも、独りで問題点を指摘・追求しました。

  捏造のJAPANデビュー問題、 数々の偏向ドキュメント報道、

  受信料回収方法の不当性、  NHK社員の高給と海上保安庁の低予算の問題、

  中国中央電視台との隠された関係など、

 どれも多くの国民が疑問に思うことばかりでした。最後に氏は、NHK職員の度重なる不祥事を取り上げ、質疑の結論として「腐敗堕落したNHKは解体するしかない、それが日本のためだ」と締めくくりました。

 わずか2年半の議員活動で病に倒れた氏が、亡くなる前に残していた動画があります。質問者の問いに答えるという形の、ほんの数分の短いものでした。政治家としての心構えだったか、条件だったか、質問者の問いは忘れましたが、氏の答えは覚えています。

  「政治家として、自分が大切にしているのは使命感と覚悟だ。」

  「政治家に不可欠なものは、自国への愛情であり、国に不可欠なものは、主体的国家運営だ。」

 氏が生きていたら米国大使の国政介入に対し、日本の政治家として反対していたに違いありません。使命感と覚悟を失い、目先の政争で日々を送る議員たちに、聞かせてやりたい言葉です。シレッと総理の岸田氏にだけでなく、稲田朋美、安藤義孝両氏にもです。突然の病で急逝した氏は、まさに政界の荒野を疾駆した野武士でした。

 7年前も現在もNHKは、「どこが公共放送か」と問いたくなる傲慢さです。亡くなった氏の代わりにNHKへの追及を続け、氏への追悼にできればと思います。次回は予定を変更し、「NHKのどこが公共放送か」と疑問符がつく2つの番組を紹介します。

コメント (2)
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