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ねこ庭の独り言

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国連人権高等弁務官ピレー氏「退任の辞」

2014-09-06 23:40:03 | 徒然の記

 8月末に、国連の人権高等弁務官ピレー氏の」退任の挨拶を聞いた。

 「慰安婦問題について、日本政府は徹底的に調査し、責任者を処罰するべきだ。」

 冗談でなく、彼女は本気で語っていた。

 朝日新聞の報道が誤報と分かり、国内で騒がれている時にも拘らず、である。私たち国民の朝日新聞への糾弾は、国際社会に何の影響も及ぼしていないということだった。

 ネットの世界で私たちは、大嘘を言う韓国に悪口雑言を返しているが、それで安心して良かったのか。韓国のウソ八百を日本のネットでいくらねじ伏せても、国際社会では結局日本が負けていた。

 朝日新聞の誤報訂正以来、というよりそれ以前から、慰安婦問題のいかがわしさが語られるようになっていたが、飽くまでもそれは国内での話だった。誤報の事実がどうして国連に伝わらず、米国にも伝わらず、日本政府の不誠実さだけが語られるのか。

 以前私は、「日本の外交問題は、日本の国内問題である。」とブログに書いたことがある。

 今回ピレー氏の「退任挨拶」を聞き、『クワラスワミ報告』を思い出し、ますます自分のブログに確信を抱いた。慰安婦問題は最初から日本国内で作られ、世界に拡散された「大嘘」だと、日本では多くの人が知っている。

 キッカケを作ったのが朝日新聞の植村記者の記事と、同社の「吉田清治インタビュー記事」だった。慰安婦たちを韓国で捜し出し、彼女たちに日本政府を訴えさせたのは、福島みずほ氏に代表される人権活動家たちだった。

 捏造資料を作成提供して国連の委員に渡し、日本への糾弾活動を国連で始めたのは「日本弁護士会」の戸塚悦郎氏だ。慰安婦たちのまとめ役の高木健一弁護士は、福島みずほ氏と連携し、国連の窓口役の戸塚氏と活動する反日仲間だった。

 さらに中央大学の吉見義明教授が、軍が慰安婦に関与した資料を見つけたと騒ぎ、朝日新聞がトップニュースで報道した。

 吉見氏が見つけたのは見当違いの資料だったが、朝日新聞が本物として特大記事で扱ったので、福島氏の仲間たちがこれで勢いづいた。日本国内が大騒ぎになっため、ちょうど韓国を訪問していた宮沢総理があわてて謝罪をした。

 ついには河野洋平があの「談話」まで発表し、政府が慰安婦問題を「外交問題」してこじらせた。

 ちょっと振り返るだけでも、国内の反日・左翼たちの仕業だったと分かる。根拠の乏しい韓国の攻撃に対し、外務省は反論するどころかへりくだって弁明した。

 「問題は解決済みです。」

 「賠償もしているし、慰安婦への基金も設けました。」

 朝日新聞が誤報を白状するまで、国民の多くが「日本が悪いのではなかろうか。」と思わされていたのだから、ピレー氏に誤解するなと言う方が無理だったのだ。氏やクマラスワミ氏を黙らせたかったら、先ずは国内の反日どもを退治してからだった。

 私はスリランカ人であるピレー氏について考え、スリランカと中国の関係を調べた。

 スリランカ民主社会主義共和国という国名が示すとおり、スリランカは中国との関係が深かった。同国の内戦時に中国が政府へ武器援助をし、それ以来強い影響力を持っている。しかもピレー氏は、韓国の潘基文 ( パン・ギムン ) 事務総長の指名で就任した人物だった。

 ここ数年韓国が米国に建てた「慰安婦像」のため、私たち日本人はどれほど苦しめられ、怒りを殺してきたか。今度はまた、在米中国人の団体の手でこの像が米国に作られるという報道がある。ここまでくるとどんなお人好しの日本人でも、韓国と国連で反日活動をしていた日本人の存在に気がつく。

 反日の害虫たちが中国と韓国に利用されたのか、虫たちが自発的に反日活動したのか。本来なら、国会で明らかにされなくてならない問題だ。 

 だがこうした試みは恐らくアメリカの反対でやれないだろうと、今の私は考えている。総理の靖国参拝に異を唱えたアメリカは、最後には中国と韓国の立場に立つと、これもまた最近ハッキリ分かった。

 敗戦国日本は今も米国の属国で、真の独立国ではないことを残念ながら認めざるを得ない。しかし今夜は、アメリカにまで範囲を広げたくない。

 広げたとしても、今の国際情勢では時期尚早だ。やれるところから手をつけようと、ここからが私の提案である。

 1. 国内にはびこる獅子身中の虫の駆除が、先であること

 2. 朝日新聞とNHKは獅子身中の虫の巣であり、彼らに活動の場を提供し、

   原稿料・出演料と称して経済的支援をしていること

 3. 朝日の不買活動による倒産と、公共放送の役目を果たしていないNHKの解体

 これだけで日本は正常に戻り、独立国への歩みが出来るようになる。今夜の私は、ピレー氏と同じくらいか、それ以上の真剣さで意見を述べている。

 日本を大切に思っている方は、ご協力ください。未来の子供たちのために。

コメント (4)
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