それにしても九州の温泉はすごい。数もすごいが、お湯の持つパワーというのでしょうか、そのうあんまり上手くいえませんが(爆)、大地のエネルギーそのまんま、マグマで熱せられた感じというのか、そいうイキオイを文字通りハダで感じることができます。
信州も名だたる名湯には事欠かないはずで、実際お客様を方々から集める温泉が数多くあるのに、九州のこの別府ー阿蘇ー九重あたりの一帯に深入りすればするほど、信州の温泉がかすんでしまいます(個人的な印象にすぎません)・・・おもに源泉の温度かな、という気がするのですが、信州はほとんどの温泉で温度を上げるのに苦労して、場合によってはボイラーなどで加熱している場合が多いのに対して、九州は温度を下げるほうに工夫がいる。温泉そのもののパワーの違いはつかってみれば明らかで、もちろん両者とも自然の恵みでありますからして、どちらがどう、ではありませんが、遠くまでわざわざ行って、というのに納得しやすいのは九州のほうかな、とそんな印象です。
さて、こんかい「も」私のビンボー旅行ではおやすい宿を網羅してあります。九重エリアの九酔渓と呼ばれる谷ひとつ上から下までグループのお宿やドライブインを点在させて、景観を独占してしまうという非常にユニークな立地の「二匹の鬼」のなかの一軒、「つれづれ」にまたしてもチェーックイン(ふる)!
九州ならではの貸切風呂(家族風呂)の二毛作で、昼間には貸し切り風呂+休憩室となる離れを18時以降、宿泊可能として格安(2名まで6000円!)で売る、というアイディア賞ものの客室はもちろん24時間源泉かけ流し、というか源泉滝落し(完全意味明瞭)だぁ~。しかも6室ある離れはすべて設えが違っており、私のような常連+非常に遠くから来ている、という事情をお話いたしますと、到着時間によってはお部屋を選ぶことができます(狂喜)。今回は桶風呂のお部屋を選択(超嬉)!夜半に目覚めて、「あっ、お湯止めなきゃ・・・(爆)」と気がついて、そうか源泉滝落しだったか、と納得したりするのもまた旅情というものでしょうか(ネタが尽きず、連作ご容赦・・・以下痔号)