さあて、年末の東京、それもことしほぼ初めて、とくればいろいろと回っておきたいところもございます・・・
ホテルオークラは私の修行先。といってもベルボーイにバーテンダー、宴会サーヴィス、ルームサーヴィスなどがおもな業務だったわけで、つまりは接客部門。が、なに接客なんて中学生のときから親父が経営しておりましたホテルで毎週土曜日の夜勤を一人でこなしていた経験がものをいう、ってなもんです。
が、オークラのお客さまはとこっとんワガママなのが多い。所謂うるさがたなわけですが、加えてオークラの場合には各部署の諸先輩方もまたこれ以上ないくらいにウルサイときている・・・そんな方々にもまたしごかれたおかげで、今日のワタクシがあるのだ、と申せましょう(どんなワタクシだい?)。
そんな思い出のホテルオークラに表敬訪問する意味で、別館のラ・ベルエポック(!)のクレープシュゼットランチをばごちそうになってまいりました!!あ、もちろんタダではないですよ(爆)。社割で、と(一部意味明瞭)。
このクレープシュゼットランチは、ボクスターではないですがまさにバリュー!オークラ名物のクラシック・コンソメスープに始まって、オニク、クレープ、食後のコーヒーに小菓子に至るまでジマンの逸品がちりばめられたCPこれでもかの充実コース。ディナーに同様のコースを所望などしようものなら、27300円(!)がところのご請求がくるところを、ランチのコレだったら定価でも6000円(サーヴィス料込み)。が、まあ現場の空気を吸ったならここは食前酒から初めてワインリスト→適当な白ワイン→適当な赤ワイン→食後酒などという始末となって2万円台に軽く乗ってしまう仕組み(爆)。おひとりベルエポックなんて浮かないのかい?とおもいきや、じつはおひとりさま多数(!)・・・平日のランチとあって、アヤシゲなヲジさんやヲバさんばかりですが、おひとりさまばかりが目についたのが印象的・・・って、この日の私もかなりアヤシかったと思われます(爆)。
さて、肝心のクレープシュゼットがすさまじい。この一皿はソースを味わうもの。フレッシュなオレンジはもちろんですが、バターとオレンジピールから作ったというペーストがキモ。そこへグランマルニエからはじめて、コアントロー、キルシュを投入。最後に生オレンジにナイフを入れて皮をらせん状に、切れないように細心の注意でもってむいて、その皮に伝わせたブランデーに着火しつつ、クレープを浮かべたソースに注入する(!)という「ワザ」をまのあたりにできる、が、さらにこれら一連の作業をなんと世間話をしながらやってのける(爆)という芸当を自分のためだけにやっていただける(爆)・・・これを付加価値といわずしてなんというのでしょう(爆)。このミゴトなパフォーマンスがなんと通常ランチにプラス1000円で堪能できるのはまさしくバリューというものでせう!
というわけで、ヤル気まったくなしの浅草のすし屋とホテルオークラのこの好対照はまことに味わい深かった2012年の年末であったことよのう、と。
ホテルオークラは私の修行先。といってもベルボーイにバーテンダー、宴会サーヴィス、ルームサーヴィスなどがおもな業務だったわけで、つまりは接客部門。が、なに接客なんて中学生のときから親父が経営しておりましたホテルで毎週土曜日の夜勤を一人でこなしていた経験がものをいう、ってなもんです。
が、オークラのお客さまはとこっとんワガママなのが多い。所謂うるさがたなわけですが、加えてオークラの場合には各部署の諸先輩方もまたこれ以上ないくらいにウルサイときている・・・そんな方々にもまたしごかれたおかげで、今日のワタクシがあるのだ、と申せましょう(どんなワタクシだい?)。
そんな思い出のホテルオークラに表敬訪問する意味で、別館のラ・ベルエポック(!)のクレープシュゼットランチをばごちそうになってまいりました!!あ、もちろんタダではないですよ(爆)。社割で、と(一部意味明瞭)。
このクレープシュゼットランチは、ボクスターではないですがまさにバリュー!オークラ名物のクラシック・コンソメスープに始まって、オニク、クレープ、食後のコーヒーに小菓子に至るまでジマンの逸品がちりばめられたCPこれでもかの充実コース。ディナーに同様のコースを所望などしようものなら、27300円(!)がところのご請求がくるところを、ランチのコレだったら定価でも6000円(サーヴィス料込み)。が、まあ現場の空気を吸ったならここは食前酒から初めてワインリスト→適当な白ワイン→適当な赤ワイン→食後酒などという始末となって2万円台に軽く乗ってしまう仕組み(爆)。おひとりベルエポックなんて浮かないのかい?とおもいきや、じつはおひとりさま多数(!)・・・平日のランチとあって、アヤシゲなヲジさんやヲバさんばかりですが、おひとりさまばかりが目についたのが印象的・・・って、この日の私もかなりアヤシかったと思われます(爆)。
さて、肝心のクレープシュゼットがすさまじい。この一皿はソースを味わうもの。フレッシュなオレンジはもちろんですが、バターとオレンジピールから作ったというペーストがキモ。そこへグランマルニエからはじめて、コアントロー、キルシュを投入。最後に生オレンジにナイフを入れて皮をらせん状に、切れないように細心の注意でもってむいて、その皮に伝わせたブランデーに着火しつつ、クレープを浮かべたソースに注入する(!)という「ワザ」をまのあたりにできる、が、さらにこれら一連の作業をなんと世間話をしながらやってのける(爆)という芸当を自分のためだけにやっていただける(爆)・・・これを付加価値といわずしてなんというのでしょう(爆)。このミゴトなパフォーマンスがなんと通常ランチにプラス1000円で堪能できるのはまさしくバリューというものでせう!
というわけで、ヤル気まったくなしの浅草のすし屋とホテルオークラのこの好対照はまことに味わい深かった2012年の年末であったことよのう、と。