ところでみなさまw、ジョンロブのコスパはビミョーです(爆)。ここへきて究極のベーシックモデル=CITY2 でゆうに20万円越え。イヤーモデルは40をうかがう勢い。お値段面は置いといても、私のケースで年間の出動回数を勘案いたしますと、とてもぢゃないが辻褄が合いません。
ムリして履いたらいいぢゃないか、と思われるかもしれませんけれど、「ジョンロブはスーツに合わせる靴です」からまあ限定的っす。ていうか、スーツ着ないしw。コロナ以降は特にそう。ジャケパンでもモデルにもよるけどギリギリですし、ジーンズやチノパンなどはそもそもムリです。
もちろんモデル次第ですけれど、どちらかといえばシャープな印象の細身のパンツに合わせたい印象なのが多いです。主要木型の7000と8000ではシェイプとバランスがシャープ過ぎて靴のみが尖ってしまうんですよね。
だからと言ってコスパで買うブランドでもないので無問題ですし、持ってるだけで自己満全開(爆)。近年とみに顕著な、背後にエルメスありきの値付けには引きまくりですが、こうなるのを見越してここ10年のあいだに買いたいモデルはぜーんぶ買っちゃいました(爆)。
コロ助騒動以降、スーツやジャケットの出番が絶滅。服装のテイストもパンツを中心に変わりました〜。年中普段着で結構な感じ。ここらで普段ばきのラインナップを充実させたいところです。
地味ながら、服装ありきで選択したのが今回のコレです。脱ぎ履きを気にせずに使えるモデルで、履き心地よく疲れないモデル。シリーズ中もっともサイズ選びが難しいといわれるMICHAELとREIMSに焦点を絞ってここ半年の間、検索しまくりましたw。
この記事は今頃書いてますけど、これがだいたい今年の1月ごろに始まったお話なんです。ミカエルは
これね。どこかできっと見たことがあるでしょう?チロリアンと呼ばれるアレっす。たったの2アイレットの締め付けで分厚いゴム底を曲げて歩かなきゃならない関係で、靴としてそもそもバランスが悪い。
のっけからアレですけど、フィットしない足形もあるし、フィットには甲の高さがシビアに関係してきます。
踵部分の高さも絶妙に高くて、足入れの瞬間から当たって痛い人は必ずいます。さらに登山靴由来ですから、全体に大きめに作られているとくれば、排他的なハードルの高さですぜw。ヒールカップが動いて靴づれが起きちゃうのが容易に想像できますね〜w。
人気があって、アイコニックなモデルなだけに、飛びつきやすいのですが、このようにレーセイに分析しますと、試着以前にすでに履く人を選んでおられる高貴なモデルといえるでしょうw。見た目と裏腹っすねw。
しかもこのモデル、他のモデルのサイズが全て英国表記なくせに、これだけヨーロッパ表記。日本市場だけの特徴ですが、もう一段ハードルが高い印象っすw。
靴自体は15年前に買う気満々で試着してあるので、上記のここまでのハードルはすべてクリア。15年前のサイズそのままで調べ上げるのですが、私が欲しいのはスタンダードモデルではなく、例によってスペシャルモデル(キタ)。
2000年代初頭のワシントン条約で制限されたアザラシやミンクなどのファーを使ったモデルですよ!ということわ、ビームスやユナイテッドアローズコラボのアレです。当時、雑誌によく載ってましたっけw?
予想通り、市場からは個体は絶滅気味。
あっても法外な高値、と思いきや、メルカリってのはプライス面、それなりにシビアでして全体的には個人出品ベースなので若干高めなのは否めないとしても、高いままだといつまで経っても売れ残るし、買い手からの値引き要請も必ず来るのでそれなりの相場がモデルごとに形成されているのが特徴です。
長年、自分のモノを売ったり買ったり、眺めているとそのあたりがつかめて参りますw。さまざまな検索条件を設定しておいてアミにかかるのを待つこと6ヶ月(ヒマか)。
ほぼ毎週、新着もあるのですが、そのたびサイズ違いだったり、色違いだったり、廃棄向けだったりwで6ヶ月。条約発効から20年。こりゃすでに遅かったか、と諦めそうになった頃、ようやく出て参りました!!デッドストックがぁ〜
詳細次号。