画像は、今回の本命。chigwell と呼ばれるオックスフォードですが、2511と呼ばれる細身の木型に載せた最新型。かなり良い雰囲気で、スエードを載せても似合います。7000によく似た、スマートな木型ですけれど、これは2511と呼ぶ、最新型。
7000よりもあきらかに細身でスマート。さらにポインティッドトゥと呼ぶ、尖り気味の靴先で、モードのカホリもかすかに漂います。
パリブラウンと呼ばれる若干明るめの色。
同じchigwellですが、色と素材の違いで、ここまで印象がかわる。こちらは、華やかな印象か。New Goldと呼ぶ、明るめの茶色ですが、夏向けのボトムズなどとの相性よし。
さらにplum と呼ぶ、バイリクエスト色の個体です。
バーガンディのバリエーションですけれど、この色はモデルによってはかなりエレガントな感じで、シャープなシェイプを見れば、phillip閣下のアップデート版ともいえそう。
木型2511はphillipやcity2が載せられている7000のリファイン版といってよいかと思います。一足持っておきたい感じ(でちゃったよ)。
プレステージにはレザーソール以外は貼れないのに対して、chigwellはクラシックラインなのもヨイ。
お値段が6割程度、とお安いのもそうですが、このグレードではゴム系のoctober、 november(ソールの厚みの違いです)と呼ぶ、耐水ゴムソールが貼れるのがおおきな魅力といえるでしょう。
このスエード+ゴムソールの組み合わせですと、雨の日にはやめとこう、ということにはならず、着用の機会が飛躍的に増えます。つまり、CPがさらに上がるわけ。
ちなみに、外見からはソールがゴムなのかレザーなのかは一切、判別不能で、靴をひっくり返して初めてわかる、という程度です。
履き慣らしが必要だったり、床の素材によっては滑りまくるレザーソールにこだわるのもわかりますけれど、はっきり言って意味があんまりない。エレガンスなのだ、といわれりゃまあそうか、となりますけれど、プレステージにゴムを貼って履いてる人もいるわけで、実用性やはき心地を優先させるとゴムソールは◉。
ソールがゴムだ、というわけでだいぶ印象がフレンドリーに感じられるのは不思議なほどです。
雨の多いロンドンでは、むしろこちらが主流だと思います。ロンドンで履いてる人がいたとしてね〜(爆)。
もちろん万人のアコガレ=phillip2閣下も、現在のこのレートでしたら、十分に許容範囲ですが、プレステージクラスだと、貼れるソールはレザーのみですから、悩みます。プレステージほど万能であってほしいのに、そりゃないぜ、というわけです。
最高峰に、あえてゴムソールを、という洒落っ気をわかっていただきたいわけですが、そんな必要はない、ということのようです(爆)。
それでもphillip+suedeのセンはありでしょうなあ。ううむ、ゼータク!!
ミッドナイトでいくか、それともダークブラウンも良いし、pewterと呼ぶ、グレーとブラウンの中間色もあるぜ!
というわけで、こうして悩みに悩むのが、John Lobb By Requestの楽しみ、というやつです。まったく「あほ」なことですが、まあ個人の「道落」ということで(汗)。
みなさまも一足いかがですか〜?
画像はすべてsteps and styles 様よりお借りいたしました!