嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

履き道楽2016 極上のひととき ジョンロブのモデル選定にウツツをぬかす

2016-08-20 09:53:51 | 履き道楽

画像は、今回の本命。chigwell と呼ばれるオックスフォードですが、2511と呼ばれる細身の木型に載せた最新型。かなり良い雰囲気で、スエードを載せても似合います。7000によく似た、スマートな木型ですけれど、これは2511と呼ぶ、最新型。

7000よりもあきらかに細身でスマート。さらにポインティッドトゥと呼ぶ、尖り気味の靴先で、モードのカホリもかすかに漂います。

パリブラウンと呼ばれる若干明るめの色。

同じchigwellですが、色と素材の違いで、ここまで印象がかわる。こちらは、華やかな印象か。New Goldと呼ぶ、明るめの茶色ですが、夏向けのボトムズなどとの相性よし。

さらにplum  と呼ぶ、バイリクエスト色の個体です。

バーガンディのバリエーションですけれど、この色はモデルによってはかなりエレガントな感じで、シャープなシェイプを見れば、phillip閣下のアップデート版ともいえそう。

木型2511はphillipやcity2が載せられている7000のリファイン版といってよいかと思います。一足持っておきたい感じ(でちゃったよ)。

プレステージにはレザーソール以外は貼れないのに対して、chigwellはクラシックラインなのもヨイ。

お値段が6割程度、とお安いのもそうですが、このグレードではゴム系のoctober、 november(ソールの厚みの違いです)と呼ぶ、耐水ゴムソールが貼れるのがおおきな魅力といえるでしょう。

このスエード+ゴムソールの組み合わせですと、雨の日にはやめとこう、ということにはならず、着用の機会が飛躍的に増えます。つまり、CPがさらに上がるわけ。

ちなみに、外見からはソールがゴムなのかレザーなのかは一切、判別不能で、靴をひっくり返して初めてわかる、という程度です。

履き慣らしが必要だったり、床の素材によっては滑りまくるレザーソールにこだわるのもわかりますけれど、はっきり言って意味があんまりない。エレガンスなのだ、といわれりゃまあそうか、となりますけれど、プレステージにゴムを貼って履いてる人もいるわけで、実用性やはき心地を優先させるとゴムソールは◉。

ソールがゴムだ、というわけでだいぶ印象がフレンドリーに感じられるのは不思議なほどです。

雨の多いロンドンでは、むしろこちらが主流だと思います。ロンドンで履いてる人がいたとしてね〜(爆)。

もちろん万人のアコガレ=phillip2閣下も、現在のこのレートでしたら、十分に許容範囲ですが、プレステージクラスだと、貼れるソールはレザーのみですから、悩みます。プレステージほど万能であってほしいのに、そりゃないぜ、というわけです。

最高峰に、あえてゴムソールを、という洒落っ気をわかっていただきたいわけですが、そんな必要はない、ということのようです(爆)。

それでもphillip+suedeのセンはありでしょうなあ。ううむ、ゼータク!!

ミッドナイトでいくか、それともダークブラウンも良いし、pewterと呼ぶ、グレーとブラウンの中間色もあるぜ!

というわけで、こうして悩みに悩むのが、John Lobb By Requestの楽しみ、というやつです。まったく「あほ」なことですが、まあ個人の「道落」ということで(汗)。

みなさまも一足いかがですか〜?

画像はすべてsteps and styles 様よりお借りいたしました!


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