さて、先日来、個人的に騒いでまいりましたJohn Lobb By Request Event at Jermyn St.London England(爆)、ですけれど、ようやく方向性が定まり、注文を入れたのですが、Oxford Cap Toeの代表モデルの一つ、CHIGWELLさまは、廃盤だとのことです!!
By Requestでは、過去のアーカイヴズからも、モデルを選び出して、再生することができるのが大きな魅力なのですが、それすらも不可能だ、ということはよほど売れなかったか、あるいはなにか欠陥があるのか、それとも生産サイドの都合なのか、あれこれ考えるのもまた楽しからずや(そうかい)。
発表からは確かまだ5年ほどだというキヲクなので、John Lobbのモデルとしては非常に短命だったことになります。
個人的には、昨今定着した感のあるスリム系のボトムズとの相性の問題があるかも、と考えています。以前は21cm程度はあった裾幅が、現在では18cmから、モノによっては16cm程度にまですぼまってしまった関係で、Chigwellのシェイプとのバランスが悪くなったせいではないかな、という気がいたします。
この辺りは、個人的な印象にすぎませんが、スーツにまでスリム感の激しいボトムズが台頭してきているので、クツの選択もかなり難易度が高いと思います。
従来からあるロングノーズ系は、スーツによってはすでに無理でしょうね。
それにしてもchigwell廃盤はショック。今回はこれでいくぜ、というわけでソールの素材をはじめ、色、素材の選択でだいぶ盛り上がっていたのですが、ここへきて振り出しに戻ってしまいますた。
おまけに、ロンドンの担当さんから代案としてだされてきたのが、
staveleyくん。
確かに似てはいるんですけれど、クラシックというよりはモダン系でしょうか。鳩目穴の上部にステッチがかませてあって、控えめに遊んでいるわけですが、どちらかといえば、cityのリファイン版という印象です。これはこれで、悪くはない、どころかモダンで非常によいのですが、chigwellからのシフトですと、ちょっとね〜。
ブローギング、と呼ぶ穴飾りの役目がわかって、chigwellさまと並べると、これはこれで興味深い対比です。ベンキョーになりやした。
chigwellがダメ、となって、パンチトキャップトゥのクラシックな雰囲気を持ったモデル、ということになれば、自ずと選択は決まってしまいます。そう、Phillip閣下でございます。
この際、ソールの材質はレザー、それもプレステージクラスに特有の、手の込んだ豪華仕上げで、ということになります。
まあいいや、まだ時間あるし、と考えていたのですが、ロンドンの担当さんといろいろとやりとりをするうちに、今回から支払い方法が銀行振込のみに変わってしまっており、クレジットカードやPayPal対応などが不可となっているのにもあわてますた。
この手の送金システムも、いろいろと本人確認がうるさくて、アカウントを有効にするのに数日、場合によっては1週間程度かかりそうなので、なんかギリギリっぽいっす。
地元のイナカ銀行からの送金は時間がかかる上に、ミスも多く、とてもぢゃないが信用できない(過去実績に基づいています)、というか使う気にならないわけですが、このあたりもオンラインで登録からなにからすべてできるみたい。
というわけで、私のBy Request注文はいまだに五里霧中。いったい実現できるのか?
まあね、楽しみは長い方が、ってわけっすよ(爆)。
画像は、By Request用の、色見本。素材ごとに揃えられているのですが、こいつを片手にロンドンの店のソファーにふんぞりかえって、数時間。
ああしてくれたまへ、こうしてくれたまへ、とワガママいいながら、夢のようなひと時をすごす、てのは、考えるだけでも悦楽ですなあ〜(真鴨)。