嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

円高絶好調のさなか、バイリクエストのご案内を頂戴してしまふ

2016-08-18 19:55:00 | 履き道楽

さて、円高基調が最高潮の中、狙いすましたかのようにJohn Lobb Parisのロンドン店からバイリクエストのご案内を頂戴いたしますた。

私の邪推ですが、新コレクションのあまりの不振ぶりに、工場稼働が激減した挙句の起死回生策が、今回の異例のバイリクエストなのではないでしょうか。

前回の祭からはまだほんの5ヶ月ばかり。その時の注文品がようやく完成した頃にこれですから、こりゃアパレル業界全体の不振を語っている感じ。

ノームコア、とかいっていたツケが実は回っているのでわないでしょうか?

ノームコアスタイルの顧客=ファストファッションにはしる=カネにならないわけですからね〜(完全意味明瞭)。

ジョンロブの生命線は、じつはトラッドな保守路線のはずですから、この異例の8月バイリクエスト開催はかようにさまざまな憶測を生みそうです。

極東のいちファンといたしましては、まことに心配かつ意外な展開でございますが、支払う側といたしましては、なにしろこのレートですよ!

今朝の対ドルで99円!とまさかの二桁。もろに最高潮ですぜ。

円安時代の散財を取り返すべく(そうくるか)、ここは一発いっておくのがよいのか、それとも。とのモーソーはてしなく、ですが、ここは踏ん張りどころか(爆)。

節操なくコレクションを増やしたのでは、元の木阿弥(ばかだわ〜)ですし、コレクションの基本はすでに整えてあります。

ここまでのラインナップと服装との兼ね合いをみて、レーセーな判断を下さねばなりません。

画像は、フィリップ2のtabaccoスエード。プレステージクラスの最高峰。

国内定価でいってしまうと、すでに30を伺うイキオイの超絶モデルですが、今回のタイミングで注文が入れられれば、おそらくその半額程度で決着できるはず(VAT Refund後)。

いや、ちょいと待った!今日の円ポンドレートでしたら、なんとクラシックライン並のお値段で入手可能な模様です。

ポンドが本来の価値を帯びてきたな、という印象が強いので、ここはまた渡英計画を具体化させるべく、動き始めたところでございます。

まずは、目先の仕事をやっつけて、と。

うーん、そわそわ(ばかだねえ)。