画像一枚目は、撮影していたら木に降り積もった雪が、吹雪状態でjodhpurさまに吹きかかっている、の図。そうなのです、こちら長野県中部ではゆうべからみごとに降り積もって、いちめん銀世界なのでした。もう、消えかかってますけどね。
さて、手元にやってきてからほぼひとつき経過のブーツコレクションですが、その間鳴子での湯治にも当然連れ出して、ほぼ毎日履き続けております。
なにせ、2足あるので、ローテーションがラク。deauvilleのほうはスエードですから、お手入れの機会はほぼないのでまことにつまらない。もっぱらこちらを可愛がっているのですが、ミュージアムカーフの具合が徐々に落ち着いてきて、しっとりとした艶が出かかっております。
すでに、歩行中に突っかかったり、いろいろと引っ掛けたりもして、その都度落ち込んでおりましたが(ばか)、なにただの「くっく」でございますよ。そういうのも味のうち、というわけで履き倒しては、ナデナデ(完全意味明瞭)を繰り返すうちに、そこはかとない上品なツヤがでてきて、ジマンのミュージアムカーフが育ってくるのが実感されます。
亡き落合センセによれば、クリームを塗りこむのは、履き始めからほぼ1年間、毎日行ないなさい、という教えが残されておりますが、だいたい半年後くらいから、無色のクリームを使う私の場合ですと、色落ちとともに如実に変化が現れてきて、完成の域に達する、という感じです。
ただ、ジョンロブのミュージアムカーフはとにかく別格。ほんのひと月でこれ、ということは今後はどうなるのか、と、とても楽しみな毎日。