だらだら日記goo編

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

未来を夢見て

2013-09-11 23:50:40 | インポート
オリンピックが東京に決まった。
まだ福島の事故も収束していないのに、また大震災が襲ったらー。
そんなことを話す人がいる。
一理はあるがそう悲観的になる必要はない。
人が空を飛べるーそんなことは、昔の人にとって夢だった。レオナルド ダヴィンチは飛行機の模型を考えた、空を飛べたらーただ、それだけを夢見て。そして今、人は自在に空を飛んでいる。
第二次世界大戦、ヒロシマには原子爆弾が落とされた。
やけ野原になり、恐らく当時の誰もが、もうヒロシマは再生不能だ、草木も生えないと考えていただろう。
だが、ヒロシマは短時間で再生した、今では日本のどこの都市とも変わらない。
うちの父が肺癌になったとき、がん=死だった。母はがんと聞いて卒倒したという。
だが、今は別にがんといっても即、死というわけではない。
肺癌でも、切らなくても放射線療法は普及し、なにより健康診断で、がんかどうかは、この次にわかります、等と言っている。
ことほどさように、人間の叡知は素晴らしく、不可能を可能にしてきた。
オリンピックまで、あと7年、8年あるのか。
別に悲観的になる必要はない。
福島の放射能を解決するすべを人は見つけるかもしれない。
人は希望なくして生きてはいけない。
未来は明るい、なぜそう言えないのか?
1999年、ノストラダムスは人類の破滅を予言したと、世紀末の不安感から、あれこれ論じられた。
しかし、何も起こらなかった。
しかし、ノストラダムスの予言は外れたわけではない。
フランスの詩だから、二行目末の恐怖と、四行目末の幸福が韻を踏んでいる。
そしてノストラダムスは四行目で、幸福が支配する、と、はっきり言っている。
ノストラダムスも明るい未来を夢見た、とは、言えないのか。
そう、未来は明るいと思う。