だらだら日記goo編

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新聞と雑誌と

2013-08-16 22:16:00 | インポート
何でも新聞をとらない家が増えていると言う。
確かに速報性ならネットだが、ネットは、自分の関心のあるところしかみない。
新聞は、開けば、一面トップニュース、政治、経済、スポーツ、事件と読む気さえあれば、世の中のことを知ることができる。国際面や、書評もある。
うちは長いこと東京新聞だが、4面には、311後を生きる、が必ず載っており、その関係で国内政治が6面、国内経済が7面に来る。
また、この時期は、社会面に若手記者が受け継ぐ戦争、と言う企画を載せる。
若手記者が、戦争体験者の元に行って話を聞くと言う企画だ。
しかし、東京新聞の醍醐味は、社会面の前の二頁の、こちら特報部の、二つの記事だろう。
例えば、靖国神社参拝の一日を追ったりとなかなか読みでがある。
その、こちら特報部、エイプリルフールには、エイプリルフールらしく、嘘の記事を載せる。
勿論、今日はエイプリルフールです、と断っているが、僕が覚えているのは、きんさん、ぎんさんには、どうさんという妹がいたなる記事だ。
取材を進めていくとーと普通の記事と変わらない調子で書くから、まさかと思ってしまう。

東京新聞と同時に配達してもらっているのが、サンデー毎日。
新聞販売店が東京新聞、毎日新聞両方扱っているからこうできる。
サンデー毎日、お盆休み合併号の次は、8/19発売とあるから、8/18の朝刊と一緒に来るだろう。
サンデー毎日はなんといってもコラムだ。
貧乏週刊紙だから、取材費は取れない。
で、所謂スクープなるものは、まずない。
その代わりコラムだ。
以前編集長を務められた牧太郎さんや、岩見隆夫さんのコラムが良い。
岩見さんは、末期ガンを宣告され、しかし、病室でも気軽に書けるコラムの練習だけは望まれたが、合併号で、コラム何故かお休みで気になっている。
僕がサンデー毎日を読む用になったのは、高校時代、この雑誌は、東大合格者報道を売りにしていたから、当時東大は名前で合格者発表していたから、僕の名前も載った。
岩見さんが編集長の頃の特集が、日本にピラミッドがあった、なる、ムーのような特集だ。
あまり長期に渡って連載したため、講読者が、愛想尽かして減ったと言う。
しかし、当時は、雑誌の黄金時代、現代の神隠し、等と言われた、イエスの方舟、が、けっしてカルトではなく、家庭に問題がある人達が、イエスの方舟の教祖を慕って集まったことを証したのもサンデー毎日だし、何よりも宇野総理を辞任に追い込んだ記事を載せたのもサンデー毎日だった。
その後、大学時代に飛行機の中で読んで面白くなって買うようになったのは、週刊朝日。
しかし、やはり今や昔日の面影はない。新聞は、雑誌は、何処へ?