昨日に引き続き、ムササビを追いかけての旅です。
湿地帯からすぐそばにある「中央公園」に行くと立派な観光地図がありました。
そこで確認すると、河原はすぐそばです。
地図で教えられた道を行くと、5分くらいで河原に出ることができました。
本当に近いのにはびっくりです。
名栗川と呼ばれる川は幅広く、水量もしっかりしていて、河原は絶好の水遊び場となっていました。
遠くに見える「あの土管をくぐったら面白いだろうな!」と思ったりしながら、その脇を通り過ぎました。
が、しかし・・・・。
難点は10代後半から20代前半くらいの若者達が、あっちでもこっちでも、馬鹿騒ぎをしていることです。
こんな人たちと子ども達を接触させたくないなと思いました。
そんなことを考えながら、諏訪神社を通ってムササビの巣があると思われる木のところに戻りました。
まだ6時前で明るかったのですが、ひょっとしたらムササビが顔を出すかもしれないと、30分くらいその穴を覗いていました。
そして、巣穴覗きに飽きてきたので(首が疲れたので)、再び天覧山に登りました。
一回目とは別のルートで登りましたが、かかった時間は20分程度でした。
そして下山し、再度ムササビの出現をただひたすらに待つことにしました。
6時25分頃から7時35分過ぎまでずっと待ちました。
けれども、ムササビの気配は全くありません。
当初は見えていた穴も暗くなって全く見えなくなりました。
小雨も降りだしました。
8時まで待って駄目なら帰ろうと心に決めたところ、黒い影が、見ていた杉の木の上のほうに飛んできました。
「天覧山」の方から飛んできました。
ドクドク、ドキドキ。
しばらく目を凝らしていましたが、その後動く様子がありません。
そして、飛んできて7分後くらいに、鳴き声をあげました。
何と表現してよいやら、表現に苦しむ声でした。あまり大きな声ではありませんでした。
仕方がないので、いよいよ赤いセロハンテープで覆った懐中電灯の登場です。
下からあちこちを照らしますが、その姿は確認できませんでした。
その後もしばらく、その場で観察を続けましたが埒が明きそうもないので帰途に着きました。
ま、とにかく、「ムササビ」が居ることはわかりました。
ホタルの方は居るかどうかは確認できていませんが、居ることはほぼ間違いありません。
欲張れば「ホタル観察」も「ムササビ観察」、そして「川遊び」も楽しめてしまいそうです。
どのような形で子ども達と訪れようか、これからしばらく迷いそうです。
そんな訳で、“おかさん”の足で「18138歩のムササビ探索の旅」に、文句一つ言わず付き合ってくれた奥さんに感謝しながら、列車の中で祝杯を挙げて帰りました。
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