「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

過冷却実験初回は見事失敗。

2013-09-07 10:37:56 | Weblog

昨日、一昨日紹介した「過冷却実験」を空き時間をつかって行ないました。

 

手順書に書かれたとおりに、マイナス7℃~8℃くらいの冷却水をつくり、実験を行ないました。

しかし結果は氷筍つくりには程遠い状態となってしまいました。

手際が悪かったこと、室温が高すぎたことなどいろいろありますが、最大の原因は「冷却水」つくりに、冷蔵庫の氷をそのまま使ったことが大きかったようです。

手順書には出来れば「雪」、そうでなければ「カキ氷」を使うように示してありました。

その理由がわかったような気がします。

 

塊のまま使ったので、冷却水に入れた氷の塊が、中を通るチューブに直接触れます。

そうするとその部分だけ他の所よりの温度が低くなりすぎ、その部分の水が凍ってしまったようです。

 

また、冷却水の温度がすぐに上昇してしまったため、塩を足し、中をかき混ぜたことも原因の一つと考えられます。

水がマイナス2℃くらいになったにもかかわらず、液体のままでいるのは、そおっと、そおっと冷やしていくからなのに、冷却水に足した塩を溶かすために中をかき混ぜてしまいました。

当然このときチューブにもその振動が伝わってしまっていたはずです。

このかき混ぜが、寝た子を起こしてしまったようです。

チューブのどこかが凍ってしまったらしく垂れなくなってしまったチューブの出口です。↑

 

このように、一回目の実験は見事失敗に終わってしまいました。

しかし、この失敗こそが大切な実験の一部です。

 

本当は子ども達と「あーでもない。」、「こーでもない。」

「何が駄目なんだろう?」、「じゃ、こうやって見ようか?」などと対話しながらイベントが出来ればいいのだけれども・・・・。

 

とは言え、とりあえずは、事前実験で成功例を確認しておかねばと思います。

 

どうせ事前実験で成功したとしても、本番では諸条件が少し違ってくるので、一回は失敗してしまうと思います。

そのとき、上に書いたような会話が交わされた後、2回目或いは3回目くらいで成功してくれればと思います。

(まだ一度も成功もしていないくせに、「取らぬ狸の皮算用」にならぬよう頑張りたいと思います。)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スズメバチ(?)の朝のお食... | トップ | ふっくらしたピザが焼けました。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事