先程のブログの「追記」に、ある中学2年生の「変身」ぶりに驚かされたことを紹介しました。
その紹介文を書いている最中に、もう一人「変身」しかかっている生徒がいることが頭に浮かびました。
こちらも中2生です。
前回の「数学」の時間に 「「等式の変形」に関する問題をマスターしてしまいたいので、何かいい問題はない?」
と“おかさん”に申し出てきた生徒のことです。
これを聞いて、内心ちょっとびっくりしました。
「学び舎日誌」の効果かな?とも思いました。
今までに、その生徒は「明確な意思を持って、今日はこれをやるぞ!」という姿勢を見せたことがありませんでした。
その生徒からの申し出だったからです。
その日、その生徒は「等式の変形問題」だけをやって満足して帰りました。
そして、昨日、自分自身で一度解いたことのあるテキスト上の「等式の変形」に取り組んでいました。
「また、やり方忘れちゃったから。」といいながら。
「これはものになるぞ!」と思いました。
今回の期末テストでは、大して「等式の変形問題」は出ないと思います。せいぜい2~3問でしょう。
なので、あまりぱっとした成績にはならないかもしれません。
でも、これでいいんです。
こうやって、足元を一歩一歩踏み固めながら進めていけば、数学は必ずできるようになります。
「数学」はそのようにできている科目なんです。
と、大きく「変身」するために、せっせと“さなぎ”になろうとしている生徒に目を細めてしまいました。これも昨日のことです。
(“さなぎ”になってじっとしている間は、外からは何の変化も見られませんが、これでいいんです。あとで大きく変身するんです!)
<追記>
こうして、生徒達の良い「変身」ぶりを書いていると、「あっ!あいつも。」、「あっあの子も!」と思いつきます。
なのに、普段ちっともそれらの生徒達の成長振りを“ほめて”いません。
もう少しその生徒自身も気づいていない成長振りを“ほめて”あげなければと思いました。
それと話は若干変わりますが、何年も生徒と時を過ごしていると、いつの間にか
声変わりしていたり、身長が10cm以上伸びていたり、ニキビを顔に作ったり・・・・。
と言うことにも、時として気づき驚かされたりします。
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