「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

“おかさん”の英語

2007-07-08 17:40:03 | Weblog
今日、「松香洋子」さんと言う英語教育一筋の方の講演を聞いてきました。「世界に通じる英語のできる15歳を育てる」と言うタイトルで、色々なお話、教育の実践方法の実演を見させていただきました。どれもがおもしろく、そしてこんな形で教わったら本当にコミュニケーション力を持った子どもが育つな!と思いました。

翻って、“おかさん”の英語は?・・・と言うと、「This is a pen.」から始まるかなり旧式の英語です。中学、高校、大学、そして社会人になってからも英語を勉強しましたが、コミュニケーション力はあまりありません。その証拠に何度か行った海外旅行では家族を空港で迷子にさせてしまったり、レストランで脂ぎったオニオンリングが大量に出てきたりと言うようなトラブルを引き起こしたりしました。

そんな、“おかさん”が中学生を相手に「英語」を教える科目にしたりしています。なぜそんなことができるのでしょうか?その答えは簡単で、いまの中学生が当面の課題としている高校受験での「英語」の内容が、ほとんど“おかさん”の中学時代と変わりがないからです。昨日、松香洋子さんの講演を聞いていてそれを強く思いました。何らかの形で今の学校の教育内容を変えて行かなければならないのではないか、と思いました。

そして、もう一つ思ったことは、「幼児からの英語教育を受けていた方の、中学校に入学した際の英語の成績が、必ずしもよくない。」という現実をどうするかも問題だと思いました。幼児や小学生を対象とした各種の英会話スクールで行なわれている英語は、“コミュニケーション力”、“会話として使える英語”を優先しておられる所が多いように思います。その結果、筆記の部分が少し疎かにされ過ぎていないかな?と思います。この点を補強してあげると、中学以降も英会話のスクールに通わせる親御さんが増え、真に英語力を持った15歳が増えるのではないかと思いました。

あまり現実を知らないくせに、勝手な感想を書きなぐりました。お許しください。
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1 コメント

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外国語学習の目的は? (たのたの)
2007-07-10 02:46:01
結局、何のために子どもたちが英語を習うかですね。日本人以外の人とコミュニケーションを養うのならば、会話がもっとも必要なコミュニケーション方法であります。
また、日本語で書かれた文献ではどうしてもみつからない文章を自分なりに翻訳しなくてはならない場合など必要度は高いでしょう。
まあ、なんで英語なのか?日本人以外の人とコミュニケーションを取ることを目標にするのならば、お隣さんのハングル・ベトナム・中国語
フリピンなどのアジアのほうが身近だし、これからも必要度が高いと思う。現実に日本に住んでいる外国人はアジアの人が多いからね。
そんな状況のなかで、どうして学校の中で英語だけがクローズアップするかという問題も考えてみて下さい。
文章の問題は、日本語でも言えますね。会話は
通じるが、ちゃんとした文章が書けない、口語体に近いようなものしか書けないという若者は増えているような気がします。もちろん口語調でもすばらしい観察力を持った文章はありますが・・・・
でも、文章や会話が、人と人とのコミュニケーションに限定するのならば、世の中一人よがりの他人には理解しづらい言葉や文章が多すぎますね。お役所言葉に代表されますが、特に、優等生ほどその傾向が強いですね。まあ、その前に「人としてのコミュニケーションを取ったほうがいい」と思いますが・・・
真に英語力を持った15歳って、どんな子ども
なんだろうね?・・・・どんなことを期待するんだろう?・・・
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