ここ1週間くらいの「学び舎」の様子を報告します。
一つ目の報告は、小学生を対象とした「九九」試験の話です。
学び舎には現在小学2年生が一人おります。
その2年生がちょうど先々週くらいから「九九」の学習に入りました。
来るたびごとに各段の暗唱時間を測定して、2の段から9の段までの「九九」の定着を図っています。
そんな2年生の励みになってもらおうと、先輩たちに「九九暗唱」のお手本を見せてもらうことにしました。
すると、7の段とか8の段で、時間がかかりすぎたり、頓珍漢な「九九」を展開してしまう生徒が見受けられました。
そこで先日、小学生全員に「九九の2~8の段を59秒以内で暗唱」という試験を行いました。
緊張のためか4人の子が一回目不合格となりました。
そんな子には家で練習をしてきてもらいました。
おかげさまで2回目にはほぼ全員が59秒以内での暗唱をクリアーしてくれています。
2つ目は超簡単な実験のお話です。
先日「エッグドロップ実験」で使った卵がそのままではもったいないので、恒例の「酢卵」実験を行いました。
お酢の力で1週間ちょっとで殻がほとんど溶けて、こんな状態になりました。
(今回は卵の中の気体の量がいつもより多い気がします。)
ぷにょぷにょの卵の感触をみんなに楽しんでもらっています。
また、毎回音読している「なぜなぜ探検隊」の中に、「空気の重さ」に関連する話が出てきたので、昔買った「マグデブルグの半球」実験装置を使って、空気の重さを体感してもらいました。
こんな小さな装置なのですが、2つの半球をくっつけ中を真空にすると、大人の力でもこの2つをはがすことができません。
同じく、空気の重さを知ってもらうため、こんな実験もしました。
ロウソクとコップと水、火をつける道具さえあればできます。
これからも出来るだけ「実験」などを行って、楽しく学習をしていきたいと考えています。
ここ一週間ほどの学び舎のようすでした。