“おかさん”は「英語」は「数学」ほど得意ではありません。
15年前にこの塾を立ち上げた直後は、高校受験英語にはある程度精通していたものの、「高校レベル」にも到達していませんでした。
そんな“おかさん”も、塾で「英語」を生徒と一緒に学習することでやっと「英検準2」(高校中級)程度の力がついてきました。
しかしまだまだ、「塾講師」としてはかなりお恥ずかしいレベルです。
そこで、何とか英語力の底上げを図ろうと考えています。
今年は4月から6月くらいにかけては「英検準2」を受験する生徒と一緒に「英検準2」の勉強をしていました。
質問されたときにそれに答えるためです。
しかし、それが終わってしまってからは全く「英語」の勉強をする気になれなくなってしまいました。
いろいろあがきましたが、どうあがいてもやる気が起きません。
そんな折「目標となるイベントが何もないからやる気が出ないのだ。」ということをある人から指摘されました。
そこで深く考えもせず「TOEIC」を受けてみると生徒たちに宣言しました。
周りに公表してしまえば、仕方なくエンジンがかかり、勉強をやりだすだろうと安易に考えたのです。
ところが、事はそう簡単ではありませんでした。
まずは参考書選びです。
本屋さんに行ってみるとたくさんの参考書が置かれていました。
その大半が、短期間でTOEICの得点を大幅に上げるためのテクニック本でした。
そこにはとても参考になるTOEIC攻略法が書かれていました。
英語の意味などは全く分からなくても、得点が100点くらい軽く上がってしまうというものが多かったように思います。
「ふむふむ」といくつかの事例を読んで納得しました。
しかし、得点は上げられても本来の「英語力」がつかないのでは何にもなりませんし、勉強していても面白くありません。
そこで、攻略本も購入しましたが、まずは「単語学習本」から入ることにしました。
ところが、これがまた、あまりうまくいきませんでした。
一日に30分とか1時間とか時間を作って勉強するつもりだったのですが、ほかの用事にかまけていつもいつも後回しです。
かろうじてお風呂で湯舟につかりながら少しだけ学習しているといった状態です。
いま、やる気があまりないTOEICの生徒になった“おかさん”ですが、この生徒の立場から、いろいろな学習意欲向上策を考えてみようと思います。
そしてそれを塾運営に少しでも行かせればと考えています。
一つだけの目標ではなく、
「英語」の勉強 + 学習意欲向上策模索 というダブルの効果を狙って、TOEICの勉強を進めてみたいと思います。