昨日、11人の生徒を迎えて行った「ダンボールオーブン・ピザ作り」ですが、夜、手伝ってくれた奥さんと反省会(?)をしました。
“おかさん”が「以前の生徒達と比べて、ものつくりが下手になったよね!」というと、奥さんも「そうだね!」とうなずき返しました。
今回は、何年か前に作った際の経験を生かし、前回よりもアルミホイル貼り作業を格段に楽にしたはずだったのに。
雑談をしていくと、原因は個人の力量ではなく、共同作業が“うまいか”、“下手か”にあるように思われました。
途中、各班の作業の具合を見ていると、一人の子が必死でアルミホイルを貼ろうとしているのに、他の子は見ているだけ、あるいは、別のことをしている。といった有様の班が2つあったように思われます。
昨日は、仲良し同士ではなく、「阿弥陀くじ」で班割を決めたので、そういう意味で、お互いに少し遠慮があったのは否めませんが、
「ここ持ってて!」というような、一緒に作業する子に対する、協力を要請する言葉がスムースに出て来ませんでした。、
また、「ここ持っててあげるよ!」とか「私何したらいい?」というような、作業に対する参加表明の言葉が少なかったようにも思います。
今の子ども達は、遊びでも、勉強でも、そして家庭でも、以前に比べ「共同作業」が少なくなってしまっているのかなと思いました。 そして、だからこそ学舎では、もっともっと共同で行うイベントを開催していかねばと思いました。
<注>
3つの班の内一つは、一人の子がリーダーシップを発揮して、グループをまとめているようでした。作業自体はそれほど早くはありませんでしたが、出来がきれいだったように思われます。
話は変わって、福島の原発事故処理ですが、最前線の現場で働く作業員達の連携はしっかり取れているような気がしますが、その上部に当たる「東電」、「政府」、「原子力安全委員会」などの連携は・・・・・?? ?????かな?と思われます。偏屈な私だけがそう思うのでしょうか?