「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

顔面に当てられました。(放課後の遊び)

2010-10-25 21:33:39 | Weblog

今日の放課後は、5,6年生たちは割とみんな早く帰ってしまったのですが、お母さんが迎えに来ないと帰れない、小2と小3の子が二人だけがしばらく残っていました。

そんな彼らと、久々に少しだけ8畳間で遊びました。直径55cmのバランスボールをはじめ、直径20cmくらいの柔らかなボールを中心にお互いにぶつけ合うというものです。

 

もちろん子ども達2人の標的は、“おかさん”です。容赦なく至近距離から投げてきます。その中の一発が“おかさん”の顔面を捉えました。パシッといい音がしました。

それに対抗して、“おかさん”も割と本気モードで応戦します。3分も対戦が続くと息が切れてしまうほどの、大バトルです。月に一、二回くらいの割合で、ほんのちょっとだけこんなことや、鬼ごっこなどをして、子ども達と遊んでいます。

子ども達にとって、いつも威張っている“おかさん”と同等な立場に立って遊ぶこと、そして、“おかさん”をやっつけたり、負かしたりした時の、気持ちよさは最高のようです。

 

(子ども達は、野球一色だった以前と違い、8畳間でいろいろなルールを作り出しては遊んでいます。その、創造力たるやものすごいものがあります。2年生から6年生まで、ばらばらなので、その構成状況に応じた遊びを、日ごとに創造しています。リーダー格の5,6年生たちがちょこっと話合って決めています。遊び始めるとすぐに、彼らや彼女らの大きな歓声が聞こえてきます。その声を聞くだけで、子どもたちの楽しさが“おかさん”にも伝わってきて、気持ちが和らぎます。)

 

しかし、今年入ってきた女の子の中には、仲間とほとんど遊びをせずに、勉強が終わるとすぐに帰ってしまう子がいます。“おかさん”にとっては、そんな子が、何でみんなと遊んでいかないのかな?と少し不思議です。同学年の女の子同士での会話もほとんどありません。何でだろう?

小学生の仕事は、思いっきり「遊び」、そして、一生懸命「勉強」することだと考えている“おかさん”にとっては、彼女らも何とか遊びの仲間に入ってもらえないものかと少し気をもんでいます。遊びを通して、もっと、他者との濃密な関係を持ってもらえないものだろうかと思っています。

かといって、遊びは「自主的」だからこそ「遊びになる」のであって、強制しての遊びなどありえません。自然の成り行きに任すしかないと、静観を続けている状況です。

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