「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

一粒万倍(ヒマワリの種)

2008-08-25 13:12:46 | Weblog

先日収穫したヒマワリの中で一番大きなものの写真がこれです。たった一粒の種から、これだけ多くの種の収穫ができるなんて、とっても不思議です。

大地の豊かな栄養と、巨大なパワーを与えてくれる太陽光、そして、命をはぐくむ水。これらがそろうと、3ヶ月くらいで、こんなにも大きくなるんですね。この巨大な花の実を目の当たりにすると、「一粒万倍(いちりゅうまんばい)」という言葉が、体にずっしりと伝わってきます。学舎の子どもたち、全員にも、感じ取ってもらおうと思います。

ところで、話しは変わりますが、昨日、かみさんとプールの帰りに寄った「サイゼリア」で、いやな光景を見ました。小学4・5年生と思われる男の子が3人、子どもたちだけで来ていました。食事はとっくに済み、テーブルの上には、皿とともに大量の紙ナプキンが散乱していました。

子どもたちの2人は、携帯電話を眺めながら、なにやらもう一人も巻き込んで話しています。これだけで、“おかさん”にとってはとてもいやな光景なのですが、その後、彼らは、ソファーに寝っころがったりしながら、タバスコや食塩を皿に撒き散らして遊びはじめました。「大切な食べ物を粗末にする」なんて、とても許せません。たまりかねて、注意したら、何も言わずに、しばらくしたら出て行きました。

彼らに携帯と食事代を与える親の気が知れません。それらの代わりに、彼らには、好き勝手に遊べる、豊かな自然と、強烈な夏の暑い太陽光を与えてあげたいと思いました。そうすることで、彼らも「ヒマワリ」のような、まっすぐな人になっていくのではないか、と思いました。

元気で、まっとうな子どもたちを、「一粒万倍」していきたいと願ってやみません。

コメント (2)
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