待ちに待ったコンサートをバンドメンバーで見てきた。
雨男のこうせつだというが、昨日は残暑厳しい大変日差しが強い一日であった。
お陰で日に焼け、鼻の頭は少しひりひりする。
それにしても、午後1時から始まったコンサートは、こうせつの歌とともに、次から次へとゲストが出て、7時半に終了。
その後8時までアンコールがあり、最後花火が熱い夜空を染めて終了。
途中休憩らしいものはなく、ほぼぶっ続け。
でも、あっという間に7時間が終わったという感じだ。
やはり懐かしい曲は、みんなで大合唱。
途中途中で、こうせつと会場が演奏なしで一体となって歌う。
ゲストはとにかく豪華メンバー。
こうせつの人柄にこんなに集まるのか・・・!?
伊勢正三、イルカ、尾崎亜美、夏川りみ、BIGIN、山本潤子、かまやつひろし、森山良子、板崎幸之助、そして松山千春に小田和正。
しかも、ハプニングゲストに杉田ジローと加藤和彦というおまけ!?付き。
出る曲は、昔懐かしい曲のオンパレード。
どうやら、こうせつから昔の歌を歌ってほしいとの依頼があったようだ。
「22才のわかれ」「なごり雪」「涙そうそう」「さとうきび畑」「卒業写真」「長い夜」・・・などなど。
我々茶レンジの持ち歌も随所に出る「戦争を知らない子供たち」「白い色は恋人の色」「翼をください」・・・。
でも、なんといっても、私の一番のお目当ては、「あの時君は若かった」!
かまやつ氏が一人ギターで歌うのはどんなスタイルか興味があったが、やはり思った通り!?まともなコードでの演奏ではなかった。
まずギターは、ヘッドレスギター。まあこれは持ち運びに便利なのもの、気軽にコンサートに来たということか・・・?
そういえば、こうせつなどの話の中では、かまやつ氏はすでに会場に到着してからビールを結構飲んでいたようだ。
まさに、演奏者もピクニック気分!?
そして出だしの前奏部分は、aug(オーグメント)やdim(ディミニッシュ)の変則コードを用いてのかまやつ氏らしい入り!?
回りでは、こうせつのビールということをきいているので、間違っている、へんねエとか言っているギターコードを知らない方々が、不思議がっていたが、私は、かまやつ氏の真骨頂と身震いしていた。
それからは、気負うことなく!?ほのぼのと「あのとき・・・」を歌ってくれた。
おそらく、たったの2、3分であった時間だが、もうこれだけで、今日のコンサートは私にとって十分。
今私が聞きたい曲をじかにかまやつ氏本人から聞くという、至福の時。
おそらく、そんな至福を同じように会場の中で味わった、もう一人の幸せ者がいる。
とにかく、出てきたゲストの中で、圧巻は、松山千春氏。
彼の豊富な声量と独特のバイブレーションで、会場を引きつけたが、私には何といっても一番は、彼の毒舌。
今回はゲストなのに、マイペースで言いたいことを次から次へ。
これは後からこうせつが話したが、どうも時間オーバーとなって、小田和正氏の時間を食ってしまったとのこと。
そうはいっても、それだけ小田氏も時間延長すればいい話だが・・・。
今回のコンサートは、NHKのBSで生放送。
松山氏が裏話を明かしてくれたが、NHKのスタッフが、事前に、あまり過激!?なことは抑えてとお願いしていたようだ。
したがって、これでも、おそらく言いたいことのほんの僅かではなかっただろうか。
昔はそうは言っても、本番中でもズバっと言ってしまったかもしれないが、本人いわく、大人になった、ということのようだ。
ただ、あとで板崎氏が話すには、松山千春と板崎氏では、板崎氏のほうがお兄さんだとのこと。
会場が一瞬、え~との驚き。
それにしても、強烈な個性で会場を虜にした松山氏に、N藤氏はどんな印象だったのか・・・?
少し残念だったのが、小田氏の演曲が、こうせつとショーヤンとの3人で22才のわかれと彼の最近の曲の2曲のみだったこと。
会場からは、彼がステージ袖に引いた後もなごり惜しくリクエストしたが、残念ながらこうせつの最後のステージにそのまま移ってしまった。
小田氏は、30数年前オフコースがまだ売り出し始めのころ、小さな300人ほどの会場を埋めることができず、かぐや姫にきてもらったために、すぐに完売した、その時の恩返しで今日来たとの昔話を聞かせてくれた。
これはこうせつも覚えていなく、ただ、小田氏は大変助かったとお礼を言っていた。
その頃はもうすでにかぐや姫は人気があり、むしろ300人の客はほとんどがかぐや姫のファンであったとも・・・。
昼間から出ていた尾崎さんとかイルカさんなどゲストの皆さんは全員残っていて、ゲストの締めくくりに全員が出てきて、加藤和彦氏を真ん中に、「あの素晴らしい愛をもう一度」を大合唱。
そのなかで、なんと松山千春が小田和正氏と肩を組み一緒に歌っていたのは、これも大変珍しいショットではなかったか。
だから、なんとそれを、演奏中の板崎氏がマイカメラでステージ上で二人を撮っていた。
コンサート会場もすでに真っ暗となってステージだけが明るく輝いている中、最後にと言って「神田川」を歌ったこうせつだが、もちろんそれでは終わらない。
それから30分のアンコール。
しかし、それも限りがあり、ちょうど8時会場後方から花火が5分間くらい次から次へと打ち上げられた。
そんな花火を見てその後ステージを見ると、こうせつほか出演者が舞台からいなくなっている。
興奮冷めやらぬ会場を一区切りさせるのには、こんなやり方もあるのか・・・。
そうそう、DJ氏からお誘いを受けたコンサート前のカラオケコンクールではあったが、満を持して!?勇んで申し込んだN藤氏であったが、時間内に出番が回ってこなく、出演カット。
それにしても、私たちよりも早めに会場入りしたN藤氏であったが、その前にすでに50人ほどの人が申し込んでいたとは・・・!?
しかも出演した方々は、遠く仙台、富山、福岡などほとんど遠くからだという。
ただ、よくよく考えると、遠くから来た方々は前日から、あるいは当日の夜が明けないうちから会場入りを待ち、一方私たちは、それでも早めとはいっても、朝しっかりと朝食を食べ、ゆっくり会場近くまで電車で、車で来る。
これでは申し込みも遅れるわけだ。
せっかく入場したと同時にダッシュで、などとアドバイスしていただいたDJ氏であったが、それにこたえられなく、申し訳なしである。
そして、もうひとつ申し訳なしが、いままでさんざん「DJカツノリ」氏と言っていたが、誤りで「DJカツヨシ氏」であった。
いつからカツヨシになったのだろう・・・?
いやいや初めから私の間違い。
DJカツヨシ氏のブログもご覧ください!
コンサート終了後の退場の案内に再度出てきたDJカツヨシ氏。
ステージ上からカラオケコンクールに出られなかったことを暗に気遣っていただき、ありがとうございました。
ステージの氏に向かってみんなで手を振っていましたが、おそらく闇の中での大勢の動く影の一部。カツヨシ氏の修正の依頼もしっかり聞いていましたよ。
またの機会までご健康にご留意して、ご活躍ください。
こちらも、今から「新型インフルエンザ予防ソング」で、インフル退治に努めます。
皆がステージを降り終えてから打ち上げるか
ステージの途中で 客も出演者も皆で一緒に花火を見て
次のステージを再開するするとか(オールナイトの時はこうでしたよね)
ところで、お目当ての千春。ノドの調子は大丈夫だろうか…舌の周りは抜群だったが。
まるで自分のコンサート調だったが、あれでは観客に義理と人情が誤解されてしまったかもしれない…
それにしても愉快なサマピだった。あれほどの大舞台ではないにしても、我ら茶レンジバンドも練習に練習を重ねて満足、納得のいく演奏を披露したい。今日は私も自主練に励もうと思う!
みんな、青春しよう!