5月8日をもって、今の新型コロナウイルスを第5類に格下げするという。
これは大事な判断、専門知識を持つ有識者、政府が頭を悩ましながら、経済の回しと感染拡大とを天秤にかけた結果であり、それを岸田首相が決断するという、理想的なプロセス・・・。
この格下げに対して、今までの規制が解除され、公共などの施設での定員制限50%などが無くなる。
いよいよ、コロナ前の普段の生活に戻れると、だれもが喜んでいるが、ことマスクの扱いについては、いささか疑問を感じる。
あんなにも緊急事態宣言を出し、マスク着用を強要した政府。
だったら、マスク着用解除でも、しっかりと政府が5月8日をもってマスクは着用しないという宣言を出すべきだ。
いつもながら、責任を政府自らが背負うことなく、判断を国民個々にゆだねるとは・・・、なんと中途半端な結末・・・。
マスク着用の必要、不要の意見、議論は、日本国民1億なら、1億の考えがある。
マスクを着用するしないと、喧々諤々論議が高まる現場での混乱は、見方を変えれば、経済の損失よりも国民の心に根深い禍根を残すかもしれない・・・。
隣同士、友人同士、家庭内でも不協和音の物議を交わしそう・・・。
そこを一刀両断、方針を国民に示すのが首相の使命ではないのか、だから、岸田政権の人気が低迷するのだ。
岸田首相から5月8日をもって、マスクは着用は「必要ない」と言えばいい。
首相自らマスク着用不要を発言することが、先の緊急事態宣言時のマスク着用要請の解除となる・・・。
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