「岡本太郎」が大阪万博の「太陽の塔」の一年前に製作した「若い太陽の塔」
老朽化が激しく平成15年から立ち入りが禁止になっていましたが、修復工事が施され2011年の10月から一般公開が再開されました。
【若い太陽の塔】
高さ26メートル。 直径4メートルの顔と11本の炎で燃え立つ太陽を表してしています。
言うまでもなく、一目で彼の作品だとわかる この 佇まい・・・
この怪しさが「TARO好き」にはたまらないね。
「若い太陽」
ひろびろとした丘の上に "若い太陽" が生れる
日に日に新しく生まれ変る われわれの生命の象徴(シンボル)
金色に輝く顔はおおらかに
バイタリティを放射する 赤 青 緑の粧いは
濃い青春の彩りである
岡本太郎
塔は展望台になっていて、真下から螺旋階段で上がることができます。
前はサビサビだったのに、ここもキレイに修復されていました。
真下から見上げた「若い太陽」
斜め45度からの「若い太陽」
3本の柱の上に球体があって、それに 例の顔 が付いています。
ワールドカップのトロフィーみたいな感じ・・・
真後ろの「若い太陽」
後しろ側からだと飾りが背びれのように見えて、なんだか動物(爬虫類)のようです。
けっして高い塔ではありませんが、丘の上にあるので濃尾平野から名古屋の市街地まで一望することができます。
(もちろん、動物園や遊園地も見えます)
何年かぶりに訪れた「若い太陽の塔」 キレイに修復され一般の方が気軽に見えるようになってホント良かったです。
今の若い方は「岡本太郎」という芸術家(?)のことを知らないだろうな・・・
デジタル化・ハイテク化して、何の個性もなく似たようなモノに溢れている現代、
こう言った、唯一無二の作品こそ もっと大切に扱って後世に伝えて(残して)行かなければ・・・ と勝手に思っています・・・
それにしても園内に「TAROグッズ」が全く無かったゾ・・・ (たぶん)
我が家の「若い太陽の塔」は、今日も燦々と陽を浴びて輝いています・・・
「日本モンキーパーク」は動物園と遊園地を兼ね備えていますので、
遊びに訪れた際は、ぜひ「塔」の方にも足を運んでみてください・・・(キモト)
「手なれたものには飛躍がない。
常に猛烈なシロウトとして、危険をおかし、
直感に賭けてこそ、ひらめきが生まれるのだ」 【岡本太郎の名言】より