今年の町内会の旅行は 立山観光 でしたが、参加者が少ないということで強制参加・・・?
再び雲上の世界に行ってきました。
行楽時期の週末とあって、立山室堂ターミナルはスゴい混みよう・・・
時間の都合と、この人混みでは 雄山の山頂を目指すか、黒部ダムに向かうかの2択に分かれますが、
まずは 温泉 に向かうとしましょう。
と言うわけで、今回の「厳選・源泉温泉」は ここ 立山 からお届けします。 カポーン
室堂を出発して みくりが池 の畔をのんびりと歩いていると、遠くに目的地が見えてきました。
それにしてもいい天気だなぁ・・・ やっぱ山はこうじゃなくっちゃ。
3日前に登った 剱岳 とは大違い。
ここから奥にその剱岳が見えるはずなのに、よほど相性が悪いのか今日も そこだけ が雲の中・・・
雲海じゃなくて運かい?
室堂から歩いて15分、今回の温泉が見えてきました。
やはりここも沢山の人が訪れているなぁ・・・
標高2410M、日本一高所にある天然温泉 「みくりが池温泉」 です。
ココに来るのも3回目、ガラス越しにある登山用品をみても山小屋の温泉っていう感じがします。
って言うか、年々キレイになっていますね。
ロビーの食堂は相変わらず観光客(散策)の方で賑わっていましたが、
目もくれず日帰り入浴料の700円を払って、一目散に温泉へと向かいます。
雲上の温泉・・・ いい響きだ。
ゲッ やっぱ風呂場も満員だ・・・
これが「みくりが池温泉」の湯舟です。
こんなに人が多く入っている「厳選・源泉温泉」は初めて・・・ 写真を撮るのもやっと。
泉質:単純酸性泉 泉温:54、3度(湧出地点) 噴出量:毎分80ℓ
色は、少し緑がかった白乳色で、硫化水素(硫黄)の匂いが漂います・・・
もちろん 源泉100%かけ流し 、加水も加熱もしていないピュアなお湯です。
PH2、28 の酸性のお湯は酸味があって、ピリっとした肌触りでとても気持ちイイ・・・
ただ、先日の登山の疲労(筋肉痛)を和らげるには丁度良かったです。
↑(このために来たようなものです)
そのお湯(源泉)が どこから来ているかと言うと、建物の真下にある 地獄谷 から湯引きしています。
その距離約350M・・・ 湯舟が42度の適温に保たれていると言うことは、管理人の努力の賜物なのです。(スバラシイ)
窓から下を覗くとモクモクと煙が上がっているのが見えます。
最近のこともあって不謹慎かもしれませんが、ここも火山活動の名残を感じさせてくれる場所なのです。
「お湯溜め」の様な囲いが見えます・・・
昔はあの辺りまで降りていけたのですが、今は亜硫酸ガス等の噴出による事故防止のため通行止めとなっています。
そんな立山の鼓動を今も感じることの出来る「みくりが池温泉」
窓から見える大日連山も素晴らしく、雲上の温泉を心行くまで堪能することが出来るでしょう・・・
立山観光にお出かけの際は、着替えとバスタオルをお忘れなく!
欠点があるとすれば、衣類に硫黄の臭いが染み付くことくらい・・・ かな。
1回の洗濯じゃ取れないですゾ。(キモト)