写真エッセイ&工房「木馬」

日々の身近な出来事や想いを短いエッセイにのせて、 瀬戸内の岩国から…… 
  茅野 友

春の嵐の後始末

2020年01月13日 | 木工・細工・DIY

 穏やかな正月が終わろうとしていた7日の午後から8日にかけて、発達した爆弾低気圧が日本海を東に進んで、7日夜から荒れた天候となった。

 翌朝、強い風が吹いている中、取り立てて暴風対策をとっていなかった裏庭の様子を見に外に出てみて驚いた。3m四角の日除けテントの布が風にあおられて大きく破れているばかりか、アルミの骨も各所で折れたり曲がったりして使い物にならなくなっている。

 また、ガレージと裏庭の境界に設置しているフェンスのラティスの1枚が、風で破損して倒壊していた。いずれも私がホームセンターで買って帰り、DIYの腕で設置したものなので、クレームを付けに行くところはどこにもない。

 ここ数日は寒い日が続いたので、片づけることもなく壊れたままにしておいたが、道を歩く人から丸見え状態なのが気になっていた。今日(12日)も、依然としてどんよりとして暗くて寒い日であったが、気を取り直して復旧することにした。

 大竹のホームセンターに出かけて、既存のラティスと同じ寸法のものを買って帰り、奥さんを先手にして約1時間かけて直すことが出来た。考えてみると、このフェンスを作ったのはかれこれ7、8年前である。その間、何度も台風や突風に見舞われたが壊れることはなかった。
今回の風が、いかに強風であったかという証拠であろう。

 道に出て、作ったばかりのフェンスを見てみると「うん、なかなかいい」。満足しながら一人ほくそ笑んでいるとき、通りがかりの顔見知りのご婦人に見られた。ちょっと事態の説明すると「お正月からお忙しいことですね」と慰労のお言葉をいただいた。今年も家のDIYで忙しくなりそうである。