![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/e4/c6ebde9a0fb3d5a8122b381a4fb11b1f.jpg)
ガハハハハと笑わせながら最後はしっかりしんみりさせてくれるというハリウッド映画の定番スタイルながら少しも嫌味のない愛すべき作品。
主人公がほぼ同じくらいの年頃の建築家でかつ「時間」が絡んでくるという、昨日観てすっかり肩透かしを食らった「イルマーレ」同様の設定ながら、コチラのほうはさほど期待していなかった分、否それ以上に大いに笑わせてくれたと同時に大いに泣かされてしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/28/200144395fd9045ce7f95e813ce2bad0.jpg)
往年のチェビー・チェイスをどこか彷彿してしまうアダム・サンドラーの魅力爆発の前半の馬鹿馬鹿しさ溢れる面白さもさることながら、「本当に大切なもの」に気付くいかにもハリウッドらしいテーマを引っ張ってくる後半の「泣かせ」にはまんまとやられてしまった。
特にドラえもんもびっくりの荒唐無稽なリモコンひとつで人生をコントロールできると勘違いした主人公が、その早送り人生の中で見失っていた物の中で一番大切な者の象徴として出てくる父親との最後に言葉を交わすときに戻ったときの後悔山盛りのシーンは父親を演じるヘンリー・ウインクラーのしみじみさぶりも加わって、あまりに切なさ過ぎた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/88/ddcb9b55f25d9d3d8cc70daac2909f59.jpg)
シニカルに見れば、さほどどうってことのない物語なのかも知れないけれど、妻役のケイト・ベッキンセールはえらい別嬪さんだったし、娘役のテイタム・マッキャンは本当にキュートだったし、あるいは怪しげな科学者モーティ扮するクリストファー・ウォーケンの胡散臭さも納得ものだったしと、その絶妙なキャスティングが功を奏したのはもちろん、アダム・サンドラーも顔色を変える(超人ハルク!)シーンをはじめ遺憾なく本領発揮し、さらに軽快な音楽と演出によって気軽に楽しめる良質なエンターテイメントムービーに仕上がっていた。
上映館が少ない上、短期間で上映終了が予想されるという理不尽な扱いを受けているこの映画、DVDでなどと言わず、いざ劇場へ!
今日の1曲 “ Linger ” : Cranberries
古くは The Kinks や The Cars 、それから Peter Frampton、Tears for Fears、あるいは Air Supply、TOTO、新しいところでは The Strokes と新旧取り混ぜた最大公約数的選曲もまた違和感なく映画にフィットしていました。
そんな中アダム・サンドラーがケイト・ベッキンセールとこれまた「イルマーレ」での手紙のやり取りのごとく筆談でお互いの気持ちを確かめ合う若かりし日のファーストキッスのシーンで流れていたこの曲を。
映画『ユー・ガット・メール』の主題歌に使われた「ドリームス」とともにアイルランドのグループだった(現在活動休止中)クランベリーズを代表するこの曲、個人的にはなんの思い入れもないのですが、この頃甘い恋をしていた人には堪らない楽曲となっています。はい。
いかにもMTVっぽい作りのPV動画はコチラから
主人公がほぼ同じくらいの年頃の建築家でかつ「時間」が絡んでくるという、昨日観てすっかり肩透かしを食らった「イルマーレ」同様の設定ながら、コチラのほうはさほど期待していなかった分、否それ以上に大いに笑わせてくれたと同時に大いに泣かされてしまった。
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往年のチェビー・チェイスをどこか彷彿してしまうアダム・サンドラーの魅力爆発の前半の馬鹿馬鹿しさ溢れる面白さもさることながら、「本当に大切なもの」に気付くいかにもハリウッドらしいテーマを引っ張ってくる後半の「泣かせ」にはまんまとやられてしまった。
特にドラえもんもびっくりの荒唐無稽なリモコンひとつで人生をコントロールできると勘違いした主人公が、その早送り人生の中で見失っていた物の中で一番大切な者の象徴として出てくる父親との最後に言葉を交わすときに戻ったときの後悔山盛りのシーンは父親を演じるヘンリー・ウインクラーのしみじみさぶりも加わって、あまりに切なさ過ぎた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/88/ddcb9b55f25d9d3d8cc70daac2909f59.jpg)
シニカルに見れば、さほどどうってことのない物語なのかも知れないけれど、妻役のケイト・ベッキンセールはえらい別嬪さんだったし、娘役のテイタム・マッキャンは本当にキュートだったし、あるいは怪しげな科学者モーティ扮するクリストファー・ウォーケンの胡散臭さも納得ものだったしと、その絶妙なキャスティングが功を奏したのはもちろん、アダム・サンドラーも顔色を変える(超人ハルク!)シーンをはじめ遺憾なく本領発揮し、さらに軽快な音楽と演出によって気軽に楽しめる良質なエンターテイメントムービーに仕上がっていた。
上映館が少ない上、短期間で上映終了が予想されるという理不尽な扱いを受けているこの映画、DVDでなどと言わず、いざ劇場へ!
今日の1曲 “ Linger ” : Cranberries
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/c5/4e06f762992cee044f4fc03a79a01be5.jpg)
そんな中アダム・サンドラーがケイト・ベッキンセールとこれまた「イルマーレ」での手紙のやり取りのごとく筆談でお互いの気持ちを確かめ合う若かりし日のファーストキッスのシーンで流れていたこの曲を。
映画『ユー・ガット・メール』の主題歌に使われた「ドリームス」とともにアイルランドのグループだった(現在活動休止中)クランベリーズを代表するこの曲、個人的にはなんの思い入れもないのですが、この頃甘い恋をしていた人には堪らない楽曲となっています。はい。
いかにもMTVっぽい作りのPV動画はコチラから
アダム・サンドラー主演の映画って、いい曲というか自分にピッタリの曲が多いんです・・・
『パンチドランク・ラブ』では涙腺を破壊されました。
話の筋としては大したことはなくても、
役者の味とか演出とか音楽とかで楽しく見せる映画っていいっすね。
それほどの曲ではなかったというのには同感。
せっかくいろんな曲をピックアップしておきながら決め!の曲がこれだと
今ひとつ盛り上がりにかけてしまいましたね。
■masashi さんへ
本当、アダム・サンドラー良いなあ。
ウィル・フェレルより好きかも。
日本ではあまり話題にならなかった「スパングリッシュ」も良かったしね。
「もしも昨日が選べたら」ですか。
う~む我は遅れてるぅ(反省)
放題→邦題
なかなかコメント残せず失礼しました☆
すごく良かったですよね!
ほんと、DVDと言わずに劇場で観てもらいたいイチオシの作品です
クランベリーズの曲も好きなんです
そうなんですよ、この見事なまで情けない邦題はあんまりですよね。
まるで配給会社のやる気のなさが見え隠れしているように思えて、
悲しくなってきます。
■mig さんへ
こちらこそいつもTBだけおいてスタコラしていて本当スイマセン。
「キンキー・ブーツ」もそうでしたが、こんな面白い映画が
一部の人にしか知れ渡らない現状を考えると、配給会社以外にもそうした責任を
果たしていない人が世の中には数多くいるということになるんでしょうね。
とにかく実際劇場に足を運んでくれれば、満足してもらえること
請け合いの作品なので、なんとも残念でしょうがないです。
宣伝が悪いのか邦題が悪いのか、この映画が人目に触れないのは悲しいですね。
アメリカってこの手の映画は本当に上手いな~と思います。
アダム・サンドラーみたいな俳優って日本には見当たりませんよね。
これで彼のことインプットできました!
返事書くのが遅れて申し訳ありません。
何気なく入った映画館で、力いっぱい笑った後シミジミさせてくれた
そんな映画でした。
それにしても「シンプソンズ」同様、金沢でもひっそりと1館だけで公開
というのは悲し過ぎるというか、勿体無いですよね。
■mimia さんへ
振り返れば「早送り」までいかなくても「倍速モードで」過ごしたことも
あったようなぁと、人生を振り向かせてくれる映画でもありました。
確かに結構深かったりもしますね。