ウィーン録音を敢行し、従来のロックの枠組みからの離脱を試みた前作『 ワルツを踊れ ~ Tanz Walzer 』から2年。
8枚目のオリジナル・アルバムとなる本作、これまでアルバムを発表するごとにブリティッシュロックだとか、エレクトロニカだとか、クラシックだとかテーマ性を打ち出してきたくるりらしさは影を潜め、なんでもアリのごった煮な印象。
とにかくニュー・オリンズ風があるかと思えば、インプロビゼーション的な展開があったり、サザンロック調やラグタイムっぽいものがあるかと思えばデルタブルースもといった具合。
と言っても全曲通して聴いてみると、どこを切り取ってもやはりそこには“くるりらしさ”が充満していて、敢えて言うならば「無国籍のロックン・ロール・アルバム」。
(ちなみに今回のアルバムはニューヨーク録音)
聞き込んでいくうちにどんどん愛着ある歌が増えていったのだけど、特に今回ゲスト参加している世武裕子による軽やかなでどこか郷愁を感じるピアノがフューチャーされている曲、そして最初はイノトモかと思ったコーラスが特に印象的だったりしたのであります。
とにかく決して派手なアルバムではないけれど、聴き込んでいくうちにじわじわと効いてくるそんな仕上がり。
古くからのくるりファンはもちろん、普通の音楽ファンにもかなりオススメのアルバムであります。
このアルバムはいろんな聴き方ができると同時にとても深いアルバムです。
からからに乾いた砂漠の中から、真っ暗闇の中から光と水を見つけるために ラクダにも乗らず、歩いて、悩んで、感じて、愛をもって作りました。
とりあえず、あなた自身がこのアルバムの主人公です。
僕自身、何十回も聴 き込んで、毎回新しい発見があります。
まだまだ伝えきれないことだらけですが、このアルバム曲たちと、謎の板は くるりが伝えたい最大のメッセージが詰まっています。
レールに乗った夜汽車は、しばらくの間あなたと走り続けます。
(岸田くんのブログより)
8枚目のオリジナル・アルバムとなる本作、これまでアルバムを発表するごとにブリティッシュロックだとか、エレクトロニカだとか、クラシックだとかテーマ性を打ち出してきたくるりらしさは影を潜め、なんでもアリのごった煮な印象。
とにかくニュー・オリンズ風があるかと思えば、インプロビゼーション的な展開があったり、サザンロック調やラグタイムっぽいものがあるかと思えばデルタブルースもといった具合。
と言っても全曲通して聴いてみると、どこを切り取ってもやはりそこには“くるりらしさ”が充満していて、敢えて言うならば「無国籍のロックン・ロール・アルバム」。
(ちなみに今回のアルバムはニューヨーク録音)
聞き込んでいくうちにどんどん愛着ある歌が増えていったのだけど、特に今回ゲスト参加している世武裕子による軽やかなでどこか郷愁を感じるピアノがフューチャーされている曲、そして最初はイノトモかと思ったコーラスが特に印象的だったりしたのであります。
とにかく決して派手なアルバムではないけれど、聴き込んでいくうちにじわじわと効いてくるそんな仕上がり。
古くからのくるりファンはもちろん、普通の音楽ファンにもかなりオススメのアルバムであります。
このアルバムはいろんな聴き方ができると同時にとても深いアルバムです。
からからに乾いた砂漠の中から、真っ暗闇の中から光と水を見つけるために ラクダにも乗らず、歩いて、悩んで、感じて、愛をもって作りました。
とりあえず、あなた自身がこのアルバムの主人公です。
僕自身、何十回も聴 き込んで、毎回新しい発見があります。
まだまだ伝えきれないことだらけですが、このアルバム曲たちと、謎の板は くるりが伝えたい最大のメッセージが詰まっています。
レールに乗った夜汽車は、しばらくの間あなたと走り続けます。
(岸田くんのブログより)
あとアルバム全体としてはやはりは世武裕子のピアノ( with コーラス)が
一番の肝だったりしました。
というわけで一度と言わず、ナンボでも来てやってちょんまげです。
実は試聴盤をもらって聴いたため、ミュージシャンのクレジットがなく、
ネットで調べ始めていくうちにいつしかごっちゃになってしまいました。
(なあんて言い訳ですね:トホホ)
早速書き直させてもらいます。
ご指摘ありがとうございました。
上に出ているピアノとコーラスについてですが、「さよならリグレット」のコーラスは仰せのとおり土岐麻子ですが、そのほかの女性コーラスとピアノ(M6-M8は元・筋肉少女帯の三柴さん)はくるりのレーベルからCDを出したよしみで世武裕子さんが担当されています。ご参考になれば幸いです。
土岐麻子との「さよならリグレット」、
やっぱり相性抜群でしたねえ…。
久しくお店にも伺えてませんが、
夏のウチに一度、必ず行きます!