俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

祝・開店! ヒューヒュー @ 金沢 里見町 「 Craft Beer Dive Futa's 」

2016年07月09日 13時00分31秒 | 時系列でご覧ください

1994年の規制緩和によって、“ 地ビールブーム ” なんてものが突如として湧き上がったあの頃、仕事の流れでアメリカ西海岸までスタコラと出向き、時差ぼけの中、何軒ものマイクロ・ブリュワリーをまわった、そんな思い出の日々から幾星霜。

地ビールという言葉はほぼ消滅し、代わってクラフトビールという呼び名が一般化するにしたがって、日本のマイクロ・ブリュワリー業界も再び活況を呈することなり、そうしたビールを飲むことが出来る店がこの街にもいろいろ出来ている中、「 ジビルバ 」 の店長だったフータくんが先月独立して自分の店を構えはじめた。



と、若干前置きが長くなったけれど、とにかくそんなフータくんの店に遅ればせながら開店のお祝いを伝えつつ、おとといの夜にちょっと寄らせてもらったのでありました。



クラフトビールのお店ではおなじみのこの光景、8つあるタップのうち一昨日は6つを開栓中。



で、数あるビールの中から黒板のトップに書かれていた 「 城端 輝W7 」 を…。
柑橘系の味わいは紛れもない地ビール、じゃなかったクラフトビールならではの味わい。
最後に苦味を感じるところもなかなか らしくて いい感じです。



そして頑張ってフードにも力を入れていこうとするのが伝わってくる中、



まずは取り敢えずということで出してもらった 「 燻製の盛り合わせ
沢庵に至るまで基本すべて自分でスモークしているそうで、なかなかどうして美味しいし、



のど越しの良い 「 箕面スタウト」 との相性もぴったり。



そしてそこから友達のK子ちゃんを呼び出し、一緒に有機栽培のジンジャーを使用した爽やなスパイスエールであるアメリカ Left Hand Brewing の 「 Good Juju 」 を飲みながら
あてとして頼んだ 「 トウモロコシと新生姜のフリット 」 もなかなかどうして美味しくておじちゃん的に嬉しかったし、



さらに、隣の席の人が頼んだ 「 九条ネギと柚子胡椒のピザ 」 もまた見るからにビールとの相性も良く美味しそうで、せっかく 「 一切れどうですか? 」 言ってもらいながらついその奥ゆかしい性格(なのか?)から遠慮してしまい、実はあとからメッチャ後悔したのであります。



そしてそこから城端麦酒の 「 アールグレイ 」 を飲んだあと、白ワインも飲ませてもらったのですが、これがまたなかなか美味しいシャルドネで、ビールはちょっと…という人をも連れて行くのも可能 ( なはず ) です。



ともあれ、開店してまだ2週間ちょっと、普段は人通りがとても少ない里見町という “ わざわざ立地 ” で商売をする大変さを少しずつ身に染みているようだけど、平日は午後3時から、土曜、日曜はお昼の 12時から営業しているという、金沢では珍しい 『 昼飲みが出来る店 』 として、例えば近くにある 21世紀美術館のあとにとか、はたまた買い物帰りにちょっと一杯とか、いろんな利用法があると思うので、まだまだ発展途上だとは思うけれど、まずは機会があれば是非一度覗いてみてくださいと、つい親目線でオススメしてしまうのであります。

Craft Beer Dive Futa's
金沢市里見町44-1 タウンハイツ里見町 1F
※あのタケシの店 「 里見町リキュール 」 と同じビルなのです!
076-222-0593




今日の1曲 “ All For Love ” : Bryan Adams, Rod Stewart, Sting

1994年、こんな曲もヒットしていたものでした。









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