俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

未完の横尾忠則-君のものは僕のもの、僕のものは僕のもの @ 金沢21世紀美術館

2009年10月31日 10時50分32秒 | 時系列でご覧ください
絵画、デザイン、映画、演劇、音楽、文学・・・ジャンルを横断しながら、目にしたもの、耳にしたもの、あらゆるものごとを自身に入力し、独自の流儀で変換出力して世界像を変容する横尾芸術の本質——それは、「未完」であること。
「未完」の横尾ワールドを、表から裏から、中から外から、ひっくり返して探検する本展は、横尾忠則の未完成交響詩。

会期終了も近づいてきた昨日、金沢21世紀美術館で開催中の「未完の横尾忠則-君のものは僕のもの、僕のものは僕のもの」に行って来た。
そしてアクリル画中心にカラフルでポップでダークでアブストラクトな魅力たっぷりな横尾ワールドを大いに堪能。

そんな中気に入ったものを列挙するなら

「奇縁まんだら」の原画
 中でもある意味『旬な』忌野清志郎のポートレートが9点展示されていて印象的

「Y路地シリーズ」
 特に最近作である菊川に実在する「ガロアの家」にグッと来てしまった。

「セルフカヴァーシリ-ズ」 
過去の書いた作品に新しい作風を加えた連作から伝わる NOW & THEN

「アンリ・ルソー贋作?シリーズ」
 茶目っ気たっぷ路名アンリ・ルソーに対するオマージュが伝わる。

「滝のインスタレーション」
上下左右と部屋一面に張り巡らされた滝のポストカードの数々にただただ圧倒。



ほかにも、実際使用したパレットがずらりと展示されていたり、UFOを呼び出し(!)見たことや寺山修司が亡くなったとなど極めてプライベートなことが綴られる日記が40年分の日記が公開されていたりと、とにかくてんこ盛りの企画で、本当に楽しかった。

11月3日で終了してしまうけれど、時間があれば是非!
ガレタッソに招待券1枚あるので、よろしければ…



今日の1曲 “ And She Was ” :  Talking Heads

いささか安直なことは承知ながらコラージュを多用したアートっぽいPVということで、トーキングヘッズのこの動画を。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
行ったよ (すとん)
2009-10-31 17:27:19
セレブリーマンの俺はレセプションに参加したよぉ
滝ちゃんの部屋が印象的でした

ipod touch買ったので公衆無線LANを使用してマクドで書き込んでいます

タッチで書き込むのってすんげえめんどいです

あ、そうそう宅ファイルしました
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◇すとんさんへ (nikidasu)
2009-11-01 11:37:18
そっかぁ、さすがセレブゥなリーマンともなると、そんな風に
招待されるわけやね。いいなあ。
マクドで書き込みというのも、らしいぞ(笑)

加えて宅ファイルで送ってもらったのがジャック・ジョンソン、
(あっ、ありがとね)
って、なんか凄いなあ。
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