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俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

幸せ感満載なスペインな夜 @ 金沢 木倉町 「 スペイン料理 アロス 」

2017年07月27日 18時12分24秒 | 時系列でご覧ください

先日家族で久しぶりにアロスへ行こう! ということになり、訪ねてみたところ相変わらず1階は立錐の余地もない繁盛ぶりで、ならばと2階に案内されたのですが、1階の喧騒(これはこれで大いに魅力的なのですが)とは裏腹な落ち着いた雰囲気の中、おまかせでお願いしたところ、石浦くんとの思い出がよみがえるメニューを用意してくれて、それはそれは楽しい時間を過ごすことが出来たのでありました。



とにかくここで「おまかせ」を頼むと、何が出てくるのか皆目見当つかないのですが、まず出てきたのが 40時間煮込んだという「ぐじ(甘鯛)のスープ」。
こんな食材をアラヨッと使うのも石浦くんらしいけれど、味わいたっぷりで激しく旨しです。



続いてはここの店でとしては控えめなポーションで出てきたお馴染み 「 ムール貝の酒蒸し 」。
この時にはまだこの日の展開は読めなかったものの、ポーションからしてここからいろいろと出てくる予感が…。




そして、アロスとの出逢いの原点とも言えるこれまたお馴染みの「鱈のピルピル」が登場。
思えば今から 11年前の夏にこの ピルピル と巡り合って以来、とにかくいろんなことがありました。
そういった意味では、つい思い出に浸ってしまう料理だったりもするのであります。
※そんな11年前のブログは → コチラ



石浦くんには本当にいろんなことを教えてもらったけれど、「 海のチャコリ、山のシドラ(シードル)」 という言葉と共にキリッと冷やしたチャコリを高いところから一気に注いで泡立てて、まろやかに軽くして飲むのが本場流ということもあちこちで受け売りしたものでした。





そしてそこから1階からわざわざ炭とともに持ってきてくれた演出効果たっぷりな「のど黒のソテー」。



焼き目の入ったのど黒の旨さもさることながら、合わせてあるヴィシソワーズっぽいソースが「二木」と書かれていて家族に大うけ。



そしてこれまたここんところ食べる機会がなかった夏の定番「ガスパッチョ」。
思えば、ガスパッチョもまたアロスで食べたのが最初でした。



焼き上がりも見事で噛めば噛むほど味わい深い「羊のプランチャ」のソースにもなんとなんと「正」の名がくっきり書かれていて、これまたこっぱずかしいというか、笑うしかないね。



そしてそして文字が浮き上がるように色的な理由で選んだとしか思えない仕上げの「イカ墨のパエリア」もまたこんなメッセージが…。
ここまでくると、単なるおふざけ的な思い付きというより、タカこと石浦くんのいろんな想いが伝わってきて、笑いながらも心の中でちょっとシミジミさせられたのでありました。



さらに嬉しかったのは最後にスペイン産のチーズの盛り合わせをタカが地図とともに持ってきてくれたことで、


食事の最後にこうしてチーズを食べることをはじめて知ったという長男の姿も印象的だったと同時に、そう言えば店が大工町にあった頃よくこの解説を聞いたものだなぁと思い出したのでありました。


水牛のチーズをはじめ、どのチーズも美味しかったけれど、それにも増して美味しかったのが自家製ジャム。
食後に食べるにはピッタリな味わいでした。



というわけで、これまで本当にありがとね。10年前はこんな感じやったね!
そしてこれからもよろしく! なのであります。



今日の1曲 “ NOW THAT WE'VE FOUND LOVE ” : THIRD WORLD










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