![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/98/2c05f8036748616f31c9e18864040e38.jpg)
随分以前に原作は読んでいたこともあってストーリーそのものは承知していたため、物語の展開そのものに対する個人的な面白みには欠けていたのは事実だ。
加えてもともとの話自体、残念ながらさほど心惹かれるものではなかったので、正直言ってさしたる期待はしていなかった。
それにしてもだ。それが青春だと言ってしまえばそうかも知れないけど、主人公二人が頑なにこだわった他人に明かさない関係性もお互いの親に対する思いが描かれていないこともあって、伝わってくるものがあまりに薄すぎるて、そんなことでとつい思ってしまったし、原作同様とってつけたように(としか思えないカタチで)ニューヨークからはるばるやって来て二人の仲を取り持つこととなる親友の弟の役回りには、やはり唖然。
そしてそれならと、群像ドラマとして活路を見出そうとしても、描きようによっては魅力的になるかもしれなかった登場人物もまた中途半端に描かれているだけでそれも叶わなかった。
とにかく厳しい見方をするならば、原作の表層だけをすくい取ったような稚拙な設定に、稚拙な演技と演出。大変申し訳ないけれど、これじゃあ駄目だと一人つぶやいてしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/d9/99a41f748b64e8125f8feab4d60adc3f.jpg)
そして途中に登場する唐突な合成アニメシーンをはじめ、短絡的な印象を受ける「KISS」ばりのメイクや気恥ずかしくなってくるほど意味不明な爆撃シーン、そしてたびたび登場する思わせぶりなバナナおじさんなどなど、そのセンスのなさには情けないというか、悲しくすらなってしまった。
もしかしてそれでもいろんな思いがここにもあるのかもしれないし、そう感じ取ることも出来るのかもしれないけれど、個人的には少なくともライヴな「青春」は決してここからは見出すことが出来なかったのだ。ウーム。
今日の1曲 “ Man in Motion (St Elmo's Fire) ” : John Parr
何故だかさっき突然頭に浮かんだのが(実は曲そのものはそんなに好きではなかったのですが)ご存知ジョン・パーが歌ってヒットした映画「セント・エルモス・ファイアー」の主題歌のこの曲。
思えば85年製作のこの映画、ロブ・ロウ、デミ・ムーア、エミリオ・エステベスなどなど、その後のスター満載の映画でもありました。
動画はhttp://www.youtube.com/watch?v=gzlspzYfN3s&mode=related&search=から
加えてもともとの話自体、残念ながらさほど心惹かれるものではなかったので、正直言ってさしたる期待はしていなかった。
それにしてもだ。それが青春だと言ってしまえばそうかも知れないけど、主人公二人が頑なにこだわった他人に明かさない関係性もお互いの親に対する思いが描かれていないこともあって、伝わってくるものがあまりに薄すぎるて、そんなことでとつい思ってしまったし、原作同様とってつけたように(としか思えないカタチで)ニューヨークからはるばるやって来て二人の仲を取り持つこととなる親友の弟の役回りには、やはり唖然。
そしてそれならと、群像ドラマとして活路を見出そうとしても、描きようによっては魅力的になるかもしれなかった登場人物もまた中途半端に描かれているだけでそれも叶わなかった。
とにかく厳しい見方をするならば、原作の表層だけをすくい取ったような稚拙な設定に、稚拙な演技と演出。大変申し訳ないけれど、これじゃあ駄目だと一人つぶやいてしまった。
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そして途中に登場する唐突な合成アニメシーンをはじめ、短絡的な印象を受ける「KISS」ばりのメイクや気恥ずかしくなってくるほど意味不明な爆撃シーン、そしてたびたび登場する思わせぶりなバナナおじさんなどなど、そのセンスのなさには情けないというか、悲しくすらなってしまった。
もしかしてそれでもいろんな思いがここにもあるのかもしれないし、そう感じ取ることも出来るのかもしれないけれど、個人的には少なくともライヴな「青春」は決してここからは見出すことが出来なかったのだ。ウーム。
今日の1曲 “ Man in Motion (St Elmo's Fire) ” : John Parr
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思えば85年製作のこの映画、ロブ・ロウ、デミ・ムーア、エミリオ・エステベスなどなど、その後のスター満載の映画でもありました。
動画はhttp://www.youtube.com/watch?v=gzlspzYfN3s&mode=related&search=から
nikidasuさんとは逆に原作が結構好きでした。
それは個人的に歩行祭を身近に感じていたせいもあるのです。
原作の出来以前に個人的に体験した事がうわーっと思い出されてなんともいえない気分になりました。
それを映像化して映画として見せられるとちょっとしらける部分はありましたが、ま、青春物は好きなので大甘にしておきます。
多分映画として純粋に見るといまひとつなんでしょうね~。
確かに思いの共有化というのは大切ですね。
それにしてもこれから「地下鉄に乗って」、「幸福な食卓」、「恋愛写眞」などなど
たまたまかつて読んだ原作本の映画化が続きますが、その出来や如何に?
であります。