俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

So much fun な鮨時間 @ 金沢 中央味食街 「 きく家 」

2014年01月09日 10時54分13秒 | 時系列でご覧ください

ここ数日海も穏やかなので、市場にも定置網以外にもいろんな魚が入っているに違いないと思った昨日の夕方、昼飯を食べていなかったこともあって、ここんとこ振られていたキクちゃんのところに駄目もとで思わず電話。

すると、幸運にも早い時間なら空いてるとのことだったので、早速駆け付け、旨い寿司を思う存分堪能させてもらったのでありました。
※思えば何度も何度もエントリーしている店ですが、取り敢えず前回は → こちら
 1年前のエントリーは → こちらを…



スターターはいつものように生肉のユッケより好物な 「 中落ち鮪のユッケ風 」



この日は魚が本当に種類多く入ってきたとのことだったので、まずは刺身で、梅貝に、白身の的鯛に、寒平目の昆布〆、そして浅く〆た鯖に、皮目も旨いメジマグロがまずは登場



アカイカがなく、その代わりアオリイカとなったけれど、これがまた肉厚でうまっ!
包丁を入れ軽く炙るといったのではなく、仕事が変わっていたけれど、より良い感じです



広くはキジハタも呼ばれるナメラもまた、締まった身に甘みを感じさせ美味しいなぁ



コリコリとした歯ざわりの赤貝もまた、そのヌメッとした肉感に旨さ感じますぜ



その新鮮な味わいですっかり気に入ってしまった、あまりお目にかからないイワシの酢〆
関東のほうではあるようだけど、ネタ次第では是非ともまたこんな風に食べてみたいです



お馴染み霜降りにしてから漬け込んだ 鮪のヅケもレアっぽい、好みの漬け具合で旨し!



実は普通の甘海老より個人的には好みだったりする甘くてプリップリな白がす海老



~アッジジ、アッジジ ♫ またまた歌ってしまうほど、食べる前から惚れ惚れな鯵でっせ



ここまででもまだ13種類、さらに怒涛の握りラッシュは To Be Continued (笑)



これまた大物すぎていつものようにくるっと巻けない「さより」も食べ応え充分、
そしてキクちゃんとも話していたけれど、冬と春の魚が同時に食べられる今の季節は、ある意味ベストシーズンだなと味(身)をもって改めて実感(笑)



もちろんのど黒も美味しいのだけど、それが目立たないライナップと言うのも凄いなぁ



出ました! 特に今の時期だからこそメチャメチャ旨い さわら(カジキ)のそで~!!



おいおい、と思うほど見事な肝がのっかったカワハギもまたシコシコしてええ感じです



これまでの軍艦巻きではなく、新しいカタチで出てきた赤ウニもまた旨いこと、旨いこと



そんなにマグロニストではないけれど、毎度思わずうなってしまう カマトロも健在



金沢は残念ながらシーズンが終わってしまったので香箱カニの手巻きは青森産で、
でもこれはこれで、さすが目利きの良さからか、大いに美味しいのであります



ほほほっ、と思わず笑みがこぼれるワイルド感たっぷりで肉々しい 鮪のホホ肉炙り



そして待ってました! スペシャリテである穴子は最初に “ つめ ” で



続いては “ 塩 ” というツープラトン攻撃にあえなく撃沈(笑) とにかく幸せすぎます



最後はオマケで出してもらった、これまた普段あまりお目にかからない赤貝のひも巻き



こちらはオールインワンというか、この日の白身がすべて入った あら汁
これまた思わず絶句してしまう反則的な旨さで、思わず食べた寿しの数々を反芻(苦笑)



とにかくこの日は、食べれるだけ食べると言ったこともあって、気を使ってしゃりを少なめに握ってくれたキクちゃん。
そのあたりの気遣いにも感謝なのであります (__)

そして、最近はいろんなきっかけでこの店の存在を知ったという県外からの人も多くやって来るようになり、以前にも増して人気店となっている中、実はこの日はナントナント! たまたまながら 18時から19時過ぎまで完全貸し切り状態で、キクちゃんを独占し、二人であーだ、こーだ、言いながら一人寿しをつまむという、あり得ないくらい贅沢な時を過し、おかげで店にあった魚の全種類制覇と言うか、その数20種以上すべてを食べつくすことが出来、本当に美味しくて幸せなひと時だったのでありました。

それにしても、たった6席しかない店なのに、それだけ種類豊富なネタを用意しているところもさすがなのでありました。
本当にご馳走様でした。改めて多謝





今日の1曲 “ These are the days ”  :  Van Morrison 

思えば、キクちゃんのところに来たのは夏以来だったりしたのですが、そんなことを思いつつ、今日はちょいとヴァン・モリソンなのであります。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿