
街場の中華料理屋でもなく、かと言ってホテル中華でもないという、絶妙のポジションとその独自の味わいで人気のある 「 麟 」 ですが、
ここにきて麺類にも力を入れようということで、 ---- 実は紹介が遅れてしまったのですが ---- 先頃まずは人気メニューである 「 担担麺 」 の味のリューアルを行ない、

より濃度の高い、味わい深いひと品に生まれ変わり、確かに店主である大ちゃんが自画自賛するのも納得の旨さなのであります。

こんな風に 焦がしエシャロット を加えるといった小技もなるほどもので、とにかくラーメン専門店が作る 担担麺 とはまた違った骨太で深い味わいとなっていて、とても食べ応え十分なのであります。

そして加えて、これからは季節に応じて様々な 「 変わりそば 」 も提供していくとのことで、この冬はセリを使った 「 セリ中華そば 」 が登場していて、素材が素材だけにあんかけが加わった限りなく和風に近い優しい味わいとなっていて、これはこれで大いにありだと思うし、かなり美味しいのですが、

如何せん、懸案事項である麺が、最初のうちはスルスル入っていくものの、途中から、かつて食べた 「 酸辣湯麺 」 の時もそうだったのですが、スープを吸い上げすぎてバランスが崩れてしまうのがウ~ン、何とも残念無念。
それにしても最初セリを使うと聞いたとき、いったいどんなラーメンになるのかと思っていましたが、さすが百戦錬磨の調理人・高木大介、なめこも併せて使って上手に仕上げてきてとても美味しいものになっているだけに、さらなる麺の改良、もしくは変更を個人的には希望なのであります。

そしてそんなラーメンのお供に、こんなスープがジュワァ~と飛びだす 「 焼き小龍包 」 もオススメなので、機会があればこちらも是非なのであります。
今日の1曲 “ 町の酒場で ” : 浅川マキ
好きな歌が Youtube ではなかなか見つからないマキさんなのですが、最近何曲かアップされていたので、まずはこの曲から…。
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