栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

リルダヴァルと野路菊予想

2009-09-20 02:42:10 | 血統予想

リルダヴァルはディープインパクトと父系(サンデー)と牝系(ウインドインハーヘア)が同じですが、これはバブルガムフェローとザッツザプレンティの関係(サンデー×バブルカンパニー)とよく似ていますね~
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007103142/
バブルガムフェロー
http://db.netkeiba.com/horse/ped/1993109219/
ザッツザプレンティ
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2000101398/

バブルもザッツも「サンデー×Lyphard×ハイインロー的スタミナ」の配合形になるので先行粘り強さが持ち味でしたが、リルダヴァルの前走も上がり11.4-11.5を並ぶ間もなく差し切った…という字面ほど斬れた印象はなく、まあ能力の違いで大楽勝だったことに違いはないのですが、サンデーガルチのパワーで加速してLyphard×ハイインローで粘るような、ゆくゆくはダイワスカーレットとバブルガムフェローを足して割ったような、だいたいそんな感じの脚質になるのかなあ…という印象も受けました

阪神外1800mならいつものユタカ乗りでナデ斬りにかかりそうですが、それで勝てる相手関係のうちはいいとしても、先々大きいところを狙うつもりならば、先行捲りにシフトしていくべきじゃないですかね~

相手はエイシンアポロンのBlushing Groom的な粘り強い自在脚質とアマファソンの斬れ、この2頭に絞ります~

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2009-09-19 22:12:00 | 血統予想
朝日CCの4角~直線にかけての勝負どころで、キャプテントゥーレとブレイクランアウトは、他馬とちょっと違う脚で一気に抜け出してしまった
あの全馬が最速に加速するなかで、ほんの数完歩でいいから「抜きん出た脚」を使えるかどうか
馬の格というのはこういうことだと思う
あの2頭はG2以上の格があった
3着以下の馬たちや、観戦していた人々は、その格をまざまざと見せつけられた

トライアルはいろいろとうがった入り方もしたくなるが、競馬の予想の根本は格だ
このメンバーではどの馬がどれぐらい格上かということをまず明らかにしないと、格を信じるにしても、他のファクターを重視してひねるにしても、予想のロジックが壊れてしまう
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ワンカラットの血統(2)

2009-09-17 12:43:59 | 血統予想

3月に書いた「ワンカラットの血統」で、「母バルドウィナはフランスの異系血脈で固めた凄い血統だが、これだけ異系傍系の血ばかりだと遺伝的な影響力はあまり強くなく、ワンカラットの場合は主に父の父Fairy Kingのマイラー適性で走っているように見える」と書きました
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2006103025/

今週の競馬ブック誌の立ち姿のカラー写真を見ると、解説にもあるように背が伸びたからか春よりも馬体に伸びが出て、フランス牝馬特有のしなやかさを感じさせるのに驚きました

それで今週の追い切りには注目していたのですが、やっぱり体型に伸びが出たぶん走りにしなやかさも増している感じで、まずFairy King的なスピードが発現した後、今は少しずつ母系の重厚さとしなやかさが発現してきていると考えていいでしょう

今なら1800mぐらいが一番合ってるかもしれませんよ~

ワンカラットの血統
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/8cc5e905d8d7a0771643bafd99512f7b

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ネオユニヴァース産駒(12)

2009-09-16 15:01:14 | 血統予想

先週終了時のネオユニヴァース産駒の芝良連対率(新馬・未勝利・未出走戦は除く)は以下の通り
東京(0.3.1.21)12.0%
中山(3.3.1.11)33.3%
新潟内(0.0.0.2)0.0%
新潟外(0.0.0.7)0.0%
京都内(2.0.1.2)40.0%
京都外(0.0.0.3)0.0%
阪神内(1.0.0.5)20.0%
阪神外(1.0.2.3)16.7%
ローカル(5.5.0.27)27.0%

ローズSには2頭のネオユニ産駒(ミクロコスモス,イタリアンレッド)が出走を予定していますが、どちらも前走はローカルの芝1800mを捲るように差して勝ってきました
同じ手が果たして阪神の外1800mで通用するかとなると、上のデータからも疑問と言わざるをえないですね~

特にミクロは春の東京で二度苦い思いをしているだけに、ユタカが長い直線で何か手を打ってくるのかどうか、そこが見物ですな~

ネオユニヴァース産駒(11)
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/e079f80d746111dc240a56b9def6d4ef
ネオユニヴァース産駒(10)
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/55ed89ae18d2623b0ab680767e0330ca
ネオユニヴァース産駒(9)
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/88e853468364309f2d94a6b42bd77ba9
ネオユニヴァース産駒(8)
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/47824f51c854ce4754965394587ac4bc
ネオユニヴァース産駒(7)
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/cce61f06e6f8a16c22758c4a060beb29
ネオユニヴァース産駒(6)
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/2882d82c18f946a0e189857b166fe562
ネオユニヴァース産駒(5)
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/aab43369bdf4e76bed36420a23611c23
ネオユニヴァース産駒(4)
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/fa6ed0cd033238fedcae36bcea46b298
ネオユニヴァース産駒(3)
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/cfa5f7f5da2e7c9d82ba4c09858720bc
ネオユニヴァース産駒(2)
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/b50c8a855a51c6e4425843f81f523414
ネオユニヴァース産駒
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/59ffc3a359770697107df27d6a4368fd

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エアトゥーレっ仔が阪神内回りで勇躍

2009-09-14 14:15:55 | 血統予想
馬券総合倶楽部のを再録します~

セントウルS
◎16.アルティマトゥーレ
○8.スリープレスナイト
△3.ソルジャーズソング
×5.ローレルゲレイロ
注6.カノヤザクラ
しなやかさで走るローレルよりもパワーで走るスリープレスを急坂コースなら上位にみたいが、これが57キロで次をにらんだ始動戦なら◎でなんとかならないか。キャプテントゥーレの3/4姉で、こちらはインテントのクロスを持つので短距離向きの体型に出ているが、母エアトゥーレがフェアトライアルのクロスを持つので小回りを先行粘り込む脚質に出たのは弟と同じ。ローカルと内回りコースでは(4.1.0.1)で、負けたのは1400mの阪神牝馬Sと長期休養明けの2戦のみ。土曜の弟と同じ競馬でチャンスはあると思う。

京成杯AH
◎3.ザレマ
○11.ヒカルオオゾラ
▲5.エフティマイア
△14.マイネルスケルツィ
×1.ケイアイライジン
注4.ショウワモダン
○はパワー型で急坂小回りが不向きとは思えないし馬場が渋るのも歓迎だが、ユタカは不器用な馬だと言っている。好位差しならアッサリかもしれないが、どう乗ってくるかが読めないし絶好調で引っかかるかもしれない。◎はマルカシェンクの妹で母は伊1000ギニー(伊G2・芝1600m)勝ち馬。父母のパワーの血を増幅した配合で長い直線で斬れるタイプではないし、1800mだと微妙に追って味がないが、ターコイズS勝ちや阪神牝馬S2着を見ての通り急坂小回りの1400~1600mでは好位からひと脚使える。渋った馬場にも実績があるのでこちらを軸にとりたい。

朝日CC
◎12.コスモプラチナ
○16.サンライズベガ
▲6.キャプテントゥーレ
△8.トーホウアラン
×9.ベッラレイア
×14.マストビートゥルー
注3.アルコセニョーラ
注15.テイエムアンコール
皐月賞を逃げ切った馬がG3で56キロ、しかも開幕週初日の馬場となるとたしかに▲に条件が揃ったかに見えるが、この馬はロイヤルスキーのクロスの影響でアグネスフローラやスキーパラダイスのマイラーっぽさが体型に出ていて、母系のフェアトアイアル的な粘り強さを考慮してもベストは1800mの中山記念タイプだろう。皐月賞もスローなのにゴール前1Fは止まり気味で、マイラーの瞬発力で一気に突き放してしまったお釣りで凌ぐことができた。◎はここ2走は1000m通過が60秒前後の平均ペースの逃げで、これを追走して押しきれるほど2000mのスタミナがあるかどうかはまだ未知数。とすると4角では▲は◎に追いつくだろうが、追いつくまでに脚を使ってしまうと、そこから◎がもうひと踏ん張りして突き放すことも可能と読んでみた。前走は心房細動で度外視、少し渋った馬場で平均ペースで離し気味に逃げれば前々走の再現がありうる。

アルティマトゥーレはアイビスSD後に「弟同様小回り向きの脚質なので、次走が北九州でもキーンランドでもセントウルでも条件好転で有力」と書いておいたのですが、終わってみれば前走新潟外回り(直千)でちょっと内目を走らされてそれでも踏ん張っていたエアトゥーレ産駒が、阪神内回りに替わって勇躍という結果になりましたね~。トニービン×Lyphardというのは、いつも言うように外回りより内回りで買いたい血統です
しかしスリープレスナイトは全然太くなくて凄い馬体でした

ザレマはマルカシェンクの3/4妹で、Nijinsky≒The MinstrelとFlower Bowl≒Your Hostessのクロスになるぶんこちらのほうがパワー型に出ていて、平坦大回りより急坂小回りベターのマイラーだとずっと書いてきたので、ここは筋を通して正解でした
まあしかし、いくら内ベッタリを回ってくると予測したところでアップドラフトには印は回りません(^ ^;)

朝日CCはスローになったので1800馬の格でアッサリでしたね~
たとえば中山1800mならキャプテントゥーレ、東京1800mならブレイクランアウトに黙って◎でいいと思うのですが、阪神2000mでも開幕週のスローなら実質1800mのレースで、やっぱりG1勝つような馬やG1で1人気になるような馬はちょっと違うよという脚でした
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オータムハンデ

2009-09-12 23:43:54 | 血統予想
紫苑Sは上がり36秒台の前崩れのズブズブになってしまいましたが、冷夏の影響で野芝の生育がイマイチということで、例年と比べると開幕週にしてはインベッタリしか伸びない、という馬場でもないような
しかも千葉県は先ほどからまとまった量の雨が降っているということで、まあ明日は晴れの予報なので乾いてはいくでしょうが、1分32秒前半の高速決着までは望めないような気もしますね~
パワー重視で印を振ってみましたが、ショウワモダンを押さえる必要があるほど渋化が残るかどうか…
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紫苑を少し

2009-09-12 01:21:09 | 血統予想
ハウオリはキンカメとノースフライトを足して割ったようないい馬で、前々走は何度も前がカベになって全く追えなかった。底を見せていない魅力はあるが、2000mよりは1800mがベターかも

ピースエンブレムはブラックエンブレムの全妹でOur Emblem≒ヘクタープロテクター2×2がすごいが、姉よりもヘクター的なマイラー体型に出ていて、これも2000mよりは1800mがベターかもしれない

エオリアンハープはフローラSで◎に推したように素質は買っているが、Nijinskyやナスキロのクロスでいかにも東京や新潟外向きの柔ストライド差しに出ていて、中山の開幕週の多頭数で出遅れてまとめて差せるイメージが湧いてこない
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エアトゥーレ産駒揃い踏み

2009-09-11 02:38:04 | 血統予想

アグネスタキオンは配合に正直な種牡馬で、Hyperionをクロスすれば粘りや頑張りを、Nasrullahをクロスすれば斬れ味を、Fair Trialをクロスすれば俊敏さ実直さを表現し、相手牝馬の長所を確実に引き出してくる…ということは何度も書いてきました

キャプテントゥーレの場合はロイヤルスキー3×4ですからアグネスフローラやスキーパラダイスのマイラー適性が伝わりやすい配合で、実際体型もマイラーっぽいので朝日杯では◎で狙ったのですが、母エアトゥーレはトニービン×Lyphard×Tudor Minstrelなので「HyperionとFair Trial」的な粘りが豊富で、急阪神内回り1600mの阪神牝馬Sを3番手から抜け出して勝ったように、トニービン産駒ながら前向きさと粘り強さで走るタイプでした
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2005102216/

その特性は産駒にも受け継がれ、アルティマトゥーレもキャプテントゥーレも長い直線をタメ差すというよりは小回りを先行捲る脚質に出ています

皐月賞は前半は61秒4のスローで流れ、後半4Fのラップは12.3-11.2-11.5-12.5。最後が12.5かかっているようにたしかにゴール前は止まり気味だったのですが、マイラーとしての瞬発力で3~4角一気に突き放して勝負を決めてしまったという感じ

というわけで、小回り1600~1800mベストのマイラーでようするに中山記念タイプ、というのが筆者の見立てですが、開幕週なら2000mでも押しきれるとみるか、コスモプラチナの緩みない逃げだと2000mは微妙に長いとみるか。ここが取捨の分岐点でしょう。まあG1馬がG3で56キロは恵まれてはいますけどね~

アグネスタキオン急死
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/dc50cd23376b6e354df59807e3c3ecb6
ディープスカイ&タキオン産駒の配合
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/ccdebc76c641b38499bba2c52480bb0d
ヒカルアマランサスはディープスカイ型
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/4e8fceb75d5cd89a14d4beb68f6aacd1

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セントウルの鬼

2009-09-09 16:07:06 | 血統予想

セントウルSというとすぐにゴールデンキャストの姿が思い浮かぶのは、オープン特別を4つも勝っているのに重賞勝ちは04,05年のセントウルS連覇だけ、という偏った戦績によるものだろう
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2000107264/

タイキシャトルにRivermanをもってくると、Foreseer≒Rivermanのニアリークロス(いわゆるナスキロラトロ)になるが、これはゴールデンキャストの他にもマイネルバローズ・サトノプログレス兄弟で成功しており、タイキシャトルの芝マイラー適性を引き出すにはやってみたくなる配合の一つだ

ゴールデンキャストの場合はThong=Ridan5×5もあるので、タイキシャトル×Niniski×Rivermanという累代からも父のようなマイラーに出て不思議ないのだが、母のリターンバンダムはRibot4×4とRoman5×5でTom Rolfeのパワーを増幅しており、Tom Rolfeで突進するぶん父より力馬っぽくなり短距離にシフトした

とはいっても、スプリンターとして凄い快速を誇るというほどの血統ではないから時計のかかる良馬場で強かったし(道悪は下手だった)、斬れよりパワーで押すタイプだから平坦大回りよりも急坂小回りのほうが強かった

だから唯一の重賞勝ちがセントウルSというのも納得がいくのだが、この馬は1400mでも2勝しており、東京や京都外の1400mで一線級相手だとさすがに斬れ負けしてしまうが(それでも04年スワンSではコンマ1秒差4着がある)、もしかするとベストは阪神内1400mだったかもしれないと今でも思っている

阪神芝1400mは2歳時にききょうSを勝ったのみだが、阪神Cが新設されたのはもう晩年の06年の暮れのことだし、この条件の重賞があまりなかったのはこの馬にとっては少しアンラッキーだったかもしれない

セントウルSは開幕週の芝1200m戦で圧倒的にイン有利、先行有利のレース。3角進入時に内から2頭分以内で前から5番手以内、ここらにいないとまず勝つことは難しいレースで、ゴールデンキャストも04年は2-2-2、05年は3-2-2の通過順位でキッチリ抜け出した

開幕週の軽い馬場だけに、テンシノキセキやシンボリグランのような軽い平坦指向が強いタイプの残り目もあるのだが、それでもTom RolfeとRivermanのようなパワーの裏付けがある配合のほうが、◎が打ちやすいことに変わりはない。阪神の急坂は外回りより内回りのほうが応えるものだ

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アグネスティンクルと「配合的な緊張と緩和」

2009-09-09 00:19:39 | POG

●アグネスティンクル(牡)
父Giant's Causeway、母Morning Devotion(その父Affirmed)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007110030/
9/6小倉・新馬(芝1200m良)1分09秒8(1馬身1/4)
 半姉に英オークスと愛ダービーに勝ったBalanchineがおり、兄弟近親にも活躍馬多数。3代母A Wind Is RisingはRoyal Charger≒Nasrullah2×2で、そこにPrince John、Affirmedと傍系の血をアウトブリードしておいた上で、Nasrullah≒Royal Chargerのラインを6本引くGiant's Causewayを持ってきたという、この近交と遠交、緊張と緩和のメリハリのきいた配合が最高ですね。良血名血で配合形も良いので、先々楽しみな大物マイラーではないかと思いますよ。
A:芝ダ1400~1800
(競馬総合チャンネル「POGレース分析」原稿より抜粋)

母Morning DevotionはBalanchine以外にも2頭の重賞勝ち馬(Red Slippers,Romanov)を産んでおり、子孫にもコンスタントに活躍馬が出ています
この血統表を見ていてふと気づいたのですが、同じAffirmed牝馬のバッフドオレンジ(メローフルーツやオレンジピールの母)と配合形が非常によく似ていますね~
http://db.netkeiba.com/horse/ped/000a00008a/

バッフドオレンジもNasrullah≒Royal Charger2×2の牝馬にGraustark、AffirmedとかけてNasrullahに触らずにきて、そこに強力な相似配合のHaloをもってきたことで成功しました

サンデーサイレンスやブライアンズタイムが種牡馬として成功したのも、強力な相似配合のHaloやRobertoを傍系異系の血で一世代寝かせていたからで、こういう近交と遠交、緊張と緩和のメリハリを抜きにしては配合論は語れません

まあ気の早い話ですが、日本ではあまり伸びていないStorm Catの父系で、サンデーもノーザンテーストもミスプロも持たず、Nasrullah≒Royal Charger的なスピードをメリハリある配合で純系化しようとした配合をしていて、そしていきなり能力の片鱗を見せたという点で、将来種牡馬としての価値という意味も含めて注目し続けたい素材です

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