やっぱり現場で観た新馬戦が最初にして最大の衝撃で、直線でスピードに乗ったときのフォームはまさに飛んでいるかのようで、その直前に一口ピック馬のレッドセシリアが新馬戦を快勝して「なかなか走るなあ(・∀・)」と喜んでたんですが、それが吹っ飛んでしまうほどの怪物くんの出現でした
JC史上最強と言っても差し支えない圧勝もちろん忘れられないですが、個人的にはコロッと負けてしまった弥生賞、「そうかやっぱりHabitatやったんか、引っかかったから最後の急坂が応えたんやな…」と慰めてあげたくなったあの敗戦が印象深い
いつも言うようにどんな条件下でも同じぐらい強い馬なんていないわけで、美点と弱点は背中合わせで、だから最高パフォーマンスと最低パフォーマンスの両方を目の当たりにしたときに、その馬とほんとに分かりあえたような気になるもんです
人間同士でも誰にも言えないような弱点や悩みを共有することで親密になるわけですが、驚くほど柔らかくしなやかな体質で胴伸びがあってストライドが伸びてしかも俊敏で、この怪物くんに弱点なんかあるんやろか…と思っていたところ、「実は急坂がちょっと苦手やねん…」と弥生賞の後に打ち明けられて、「まあまあ…そらしゃ~ないわなあ、Kris S.≒Habitat2×4やもんなあ…」と背中ポンポンしながら、(よしわかった、俺はダービー本命やからな)と心の中でつぶやいてました
トモが非力なのにあんなに凄い加速を見せるのは前駆の駆動が素晴らしいからで、だから京都阪神外回りの4角の下り、あそこで持ったままで唸りながら下ってくるときのアクションは圧巻でしたね~
種牡馬としてはNorthern Dancerクロスを持たない(父シンボリクリスエスが非Northern Dancer)ので配合が決まりやすいというのが一つセールスポイントで、あの柔らかな体質は確実に伝えるだろうし、母父スペシャルウィークですからフィリーサイアーになる可能性も高いのではないかと
上がり最速はデビューから3戦だけなんですね。
エピファネイアもフェノーメノもワンアンドオンリーも、実際の弥生賞勝ち馬より先にG1勝っているのは、ある意味都市伝説化している気がします。
個人的には彼がクラシックを戦っているときに僕も大学受験で戦っていたので、戦友として今後一生忘れないような馬と巡り会えたことに感謝したいですね!
ジャパンカップとかを考えるとReference Pointと同じような乗り方があってたのかなと思います。ふわっと(素軽さがあってスピードがある)してるのに加えて、我慢強さというか、持続力がある。
なるほど、Habitatだったのか。
トーホウガイア(ジャッカル母)で、ブルドッグ率維持の配合がみたいです。
両親Plucky Liege直系のBackpasser持ち(薄いけど)
ディープ肌でもキンカメ肌でもハーツ肌でもハービンジャー肌でも悪形になりにくく、KingmamboともStorm CatともUnbridledともA.P.Indyとも合うので、使い勝手のいい種牡馬やと思いますね
やっぱりドリームジャーニー(オルフェーヴル)とNureyevはニックスかも?