あけましておめでとうございますm(_ _)m 2023年もよろしくお願いいたします
(このエントリは毎年、年頭に再掲します)
コーヒーブレイクさんの質問にお答えしているうちに、「3/4同血」「1/4異系」「ニアリークロス」「緊張と緩和」この4つについての例示がブログのトップに必要だろう…と思ったのでササッとつくりました
この4つを説明するのに最も適材なのは、やはり最も優れた種牡馬でした
サンデーサイレンスの父Haloは
Sun Princess≒Mahmoudの3/4同血クロス4×3
Pharos≒Pharamondのニアリークロス5・5×3
Blue Larkspur4×4
その父Hail to ReasonはPlucky Liegeの牝馬クロス4×4
サンデーサイレンスの母母Mountain FlowerはHyperion3×4で、サンデーサイレンスの母Wishing Wellはアウトブリード(4×4以上の強いクロスを持たない)
まとめると、サンデーサイレンスは
・3種類の強いクロスを持つHaloに、アウトブリードのWishing Wellを配した「緊張→緩和」の配合
・HaloもUnderstandingもHyperionのクロスを持たない(HaloはGainsborough6×5、UnderstandingはGainsboroughのクロスなし、ともにSeleneのクロスなし)ので、Hyperion3×4のMountain Flowerが「1/4異系」になっている
・Mountain Flowerはいわゆる北米血脈を全くと言っていいほど持たない(母系の奥にMan o'Warの顔が見えるだけ)ので、サンデーサイレンスは「3/4北米,1/4Hyperion」という言い方もできる
というわけでサンデーサイレンスの血統表には、「3/4同血」「1/4異系」「優秀な牝馬のクロス」「緊張と緩和」という笠理論の根幹、配合史に書いてあることほとんど全てが織り込まれているわけです
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欧リーディングサイアーに君臨しつづける大種牡馬Galileo…母母AllegrettaがAralia≒Almyra3×2で、このドイツ土着のDark Ronald系の血の凝縮が「1/4異系」となっている
北米血統のスピードの源泉Domino…わずか2世代19頭の産駒を通じて、今も世界中のサラブレッドに絶大な影響を与えている。血統表の3/4でLexington~Bostonの血のクロスを重ね、父父Alarmのところだけはこのラインと無縁の血で構成されている
※こちらもよろしくお願いします
アーモンドアイの血統表でみる「全きょうだいクロス」「3/4同血クロス」「1/4異系」「配合的な緊張と緩和」
https://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/f3163aa97588224613a16b359eb7a94c
母親のWishing Wellも緊張と緩和で出来てるんだなぁ、こう考えるとよく出来た配合なんだなぁと、サンデーサイレンスの配合表をウンウン唸りながら眺める年末。
今年もお世話になりました、来年もお邪魔させて頂きます、よろしくお願い致しますm(_ _)m
来年も、よろしくお願いします。
そういえば、SSにはサドラーオヤジを父親に持つ妹ちゃんがいますが、これにSS系を付けるなら何がいいかなと思うときがあります。
3年後、どんな馬を例題にして更新してるか今から楽しみです^^/
みなさま、良いお年を(^_^)
来年も楽しみに毎日拝見させていただきます。
来年も引き続き拝見させて頂きますので、どうぞよろしくお願いします。
来年もまたここで見識を深め、実りある一年にしたいと思います。自分の出資馬、注目馬がMJさんに取り上げてもらえますように!
それでは皆さま良いお年をお迎えください。