栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

土曜のボツ予想~黄金配合、肥ゆる秋

2015-11-07 09:30:47 | 血統予想

立冬は六社の再戦のようなメンツで、あの雨上がりのインベタ馬場で外から伸びた○レッドライジェルやベストドリームの巻き返しがありそうですが、前売りをみるとそれは皆さん狙っているようで(^ ^;)
しかもハドソンとショウナンはマイル戦をビュンビュン逃げるほどのスピードはなくハナに固執するわけでもなさそうで、となると◎マンゴジュリーの好位流れ込みが狙えそう
母系のVaguely Nobleから薄いAureole魂を受けていて、逃げないとダメというほどではないですが、前々走は直線で前に馬が複数いて、その間を割るのを明らかに嫌がってました
6月東京で差して2着にきたときも直線バラけて外に馬がいなくなってから伸びていて、ここは外枠から先行なら揉まれず2~3番手で気分よく走れそう

ノベンバーは何が逃げるにしてもスロー必至で、ノーザンテースト4×4のステゴ産駒◎ショウナンバッハがピッチで差せるレースになりそう
キタサンブラックの3/4兄で、これもバクシンオーの影響を感じさせない伸びのある体型です

先週メインのカシオペアは前回の勝ちが阪神外1800mの馬が1~3着、京都芝は相変わらずこういうちょっとパワー寄りというか、地面を確りキャッチして走るタイプがよく好走していて、しかし上がりの競馬だと当然回転の速さは要求される
というわけで近江は、母父キンカメ母母ノースフライトでディープ産駒にしてはHyperion的な体質脚質の◎キロハナの叩き一変を期待したい
○エイシンエルヴィンも☆ムーンクレストも上がりがかかったほうが渋いタイプで、△ジェネラルゴジップは内回りベターのRoberto走法、▲サウンドバーニングはマイラーではなく中距離馬だし、母がNasrullahが多い配合ですがMillicentにOffice Queenとナスペリオン的組み合わせを経由するだけにソコソコ斬れる脚もあるハーツ産駒で、外1800mのスローで脚をタメる形ならこれが面白い

長岡京は○ミッキーオリビエは父中距離×母マイラーで先行脚質に出たのは順当、体型は母ザレマ似で1600mでもフワッと先行できそうで、ここは単騎スローも考えられる
▲ダンツキャンサーは最近は押さえる競馬もOKですが、父中距離×母父スプリンターなのでこれも本来は先行脚質、和田なら何も行かなければハナはありそうで、母がPrincely Gift4×4でそれらしいトモの蹴りで京都マイルは合っているはず
△カバーストーリーは母がナスキロクロスなのでダイワメジャー産駒にしては外マイルの斬れがありますが、届いているのは上がり12秒戦、また母父アフリートだけに直線は外に出したほうが伸びるタイプでここは岩田がインを突きたがるかもしれない
◎アッシュゴールドはきょうだいの中では最もノーザンテースト似のマイラー体型で、春はまだトモが緩く京都でしか斬れませんでした
偉大な兄2頭はともに神戸新聞杯で成長を感じさせる勝ち方をしており、3歳秋になってトモがパンとして成長する血統でもあり、そのあたりはパドックでチェックしたいポイント
まあ京都外マイルなら春のままでもデイリー杯ぐらい斬れる馬ですから、そこに成長も加味すればアッサリもあるだろうと

「No.1予想」では京王杯2歳S、「馬券総合倶楽部」では京王杯2歳SとファンタジーSを予想していますので、今週もよろしくお願いします

コメント (74)
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