今回訪ねた目的は二つ・・・
一つは園内に咲いている「山野草」に逢うこと、
もう一つは、ブログ仲間の紅さんご夫妻が属している写真グループの写真展「白金の花と昆虫」を鑑賞すること。
入ってすぐに鮮やかなレモンイエロウの「ヤマブキ」が出迎えてくれました。
そしてそのまま受付から繫がる建物の中に入ると、写真展のパネルが並んでいました。
そこには大都会のオアシスのような「自然教育園」の自然の
生き生きした姿を表現した写真の数々が展示されていました。
正面に紅さんご夫妻の写真が並んで飾られています。
(左が紅さん、右がご主人の白さんの作品)
私はしばし魅入り、呆然とこの作品の前に立ち尽くしていました。
白さんは先月、突然急逝なさったのです。
でも・・・
目の前には白さんがファインダー越しに覗いた素晴らしい世界が広がっていて、
その時の息使いまでが感じられるようでした。
紅さんの哀しみを思うと私の心も痛みますが、どうぞ遺されたステキな写真の数々を支えに
ご主人様の分まで生きてくださいね。
・・・・合掌・・・・
尚、写真展は24日(日曜日)が最終日です。
散策路を歩き始めるとすぐに「イチリンソウ」が、いっせいにこちらに顔を向けているような風景に出会いました。
まるで乙女の集団のようで可愛いですね
4月5日にここを訪れたブログ仲間の「山小屋さん」も詳しく紹介していますが
わずか2週間足らずで、咲いているお花がずいぶん違う事が分りました。
それだけ春の季節の移ろいが早いということなのでしょうね。
今回嬉しかったのは「アポも取らずに突然伺ったのに、紅さんにお会いできたこと」
そしてこの「ラショウモンカズラのお花に出会えたこと」・・・
今から20年近くも昔、ご近所仲間のK子さんご夫妻と我等夫婦の2組で
6月上旬に上高地の奥ま歩き、「横尾山荘」に泊まったことがあります。
丁度「ウエストン祭」が開催され、上高地は春の息吹きで溢れていました
あの時、徳沢園周辺にたくさんのニリンソウと、このムラサキの「ラショウモンカズラ」が咲いていました。
その後、ニリンソウはあちこちで見る機会があり、我が家の庭にも咲いていますが
このラショウモンカズラに出会うことはありませんでした。
今回の対面はまさに20年ぶりだったのです
この奇妙な名前は「京都の羅生門で、渡辺綱に切り落とされた鬼女の腕に似ている」
ということで名づけられたそうですが、ニリンソウと混じって群生している姿はむしろ高貴に見えましたよ。
元気が出そうなビタミンカラーの「ヤマブキソウ」
他にもたくさんの「山野草」が咲いていました。
ミツバツツジ | シャガ |
我が家にもあるニリンソウ | 小さな小さなヤマルリソウ |
20ha(6万坪)の広さをもつ園内は、四季折々の自然が楽しめるようです。
木々も萌黄色に芽吹き出していました。
私は学生時代に何回かこの公園を散策した覚えがあります。
まだこんなに綺麗に整備されていなくて、武蔵野の面影が色濃く残る自然公園でした。
あれから45年ですか・・・
新緑の中を歩いていくと「ひょうたん池」に出ます。
もう4~5日早かったら「サクラ」も楽しめたようです。
名残のピンクの花びらが池にたくさん浮んでいました。
そして池の周りには湿地でよく見る「ミツガシワ」が咲いていました。
3枚の葉がカシワの葉に似ているからこの名が付いたらしい・・・
こちらは「トウダイグサ」?、それとも「ノウルシ」?
いずれにしてもトウダイグサ科・トウダイグサ属のお仲間ですが・・・
切ると乳白色の汁が出て有毒だそうです。
ご用心!
こうして小一時間ほど園内の散策を楽しみました。
カワセミも見たかったのですが、お楽しみは次回にとっておく事にしましょう。
季節によって風景やお花も全然違うようなので、これからも時々訪ねてみようと思った自然公園でした。
速報
高校時代の「同窓会」が京都で開催され行ってきました
ついでに足を伸ばして見に行った京都洛北「仁和寺」の御室桜が満開でした。
御室桜は遅咲きで、背丈の低い桜です
今週末もまだまだ鑑賞できそうですよ。
まずはお知らせいたします。
紅さんもきっと喜ばれたことと思います。
白さん(ご主人)とは1月にお会いして
誕生祝いをしたばかりでした。
「亡くなられた・・・」とnaoママさんから
連絡を受けた時はビックリでした。
すぐに電話してお悔やみを申し上げましたが、
紅さんも突然のことで心が乱れていたようです。
これからも機会があればお会いして励まして
あげたいと思います。
随分季節が進んでいますね。
ラショウモンカズラはたくさん群生していました。
シソ科の大きな花なのですぐに目に付きました。
ムサシアブミも大きくなっていたことと思います。
ここはまさに東京のオアシスのようです。
京都のサクラ・・・
まだしっかりと残っていたようです。
葉っぱが見えるので、ヤマザクラの仲間のようです。
昔のまんまのお顔だったかな?
見事な御室桜ですね
ここでラショウモンカズラとミツガシワに出会って見とれていました。
その後ラショウモンカズラは1ヶ月遅れで田沢湖の方で観賞しました。
京都仁和寺の御室桜がきれいですね!
ここはいつも秋ばかり泊って、こんな美しい桜は想像もつきませんでした。
亡くなられた御友人の写真も涙で曇ってしまわれたでしょうね。
ここは、朝香宮邸で、戦後、迎賓館として使われていました。現在の東京都庭園美術館のようです。
一般に開放されてから、何度か行きました。武蔵野の雰囲気に包まれ、荒れたような感じでしたが、随分整備されましたね。
そのうち、行ってみようと思います。
「ラショウモンカズラ」って初めてです。
山野草に惹かれるのに、知識がまるでなくて、
お恥ずかしいです。
紅さんのご主人、白さんのご冥福を祈ります。
写真展はため息がでました!
一点アップの捉え方、あれこそが撮影の醍醐味なんですね。
雨にかこつけて、教育園はパス!
お話しが長引きましたが、ぐっと身近になれたと思います。
いつかnao ママさんとも会えそうですね♪
京都の同窓会?御室寺の桜が華やかで良かったですね。
植物園はあの頃もあまり人工的にいじられてなくて、自然な感じで好きでした。
naoママさんはご存知でしょうが
白山の小石川植物園のちょっとそんな感じのところですよ。
去年だったか、世界一臭い花が開花するというので
一躍有名になってしまったようですが…
豊かな花ちが咲き、木々に鳥たちの住む場所にも。
ニリンソウ~そして始めて見ます・「ラショウモンカズラ」
名付けにかかわらず綺麗なお花。
蝶を抱いた感じで、花色も紫。
出会ってみたいものです。
京都の桜もまだ見ごろの御室桜よかったですね、
八重桜が多かったのでしょうか・・
山吹も綺麗です。
ありがとうございました。
鎌倉でも歩きたかったのに残念です。
孫の入学・入園から始まった4月は大忙しで、この「自然教育園」行きも、山小屋さんとはスケジュールが合わずに残念でした。
山小屋さんが行かれた時よりも、緑が濃くなった感じでしょう・・・
紅さんとはゆっくりお話ができましたが、やはり淋しそうでしたね。
神経的に参ってしまうのでは?と心配です。
家で一人でいるよりも、周りの皆と繫がっていた方が安心できるのでしょうね。
高校時代の同級生6人で行った、京都の「仁和寺」・・・
その境内に咲く御室桜は「山桜」と聞いています。
お天気も良く丁度満開で、素晴らしかったです。
卒業生の大部分が大阪圏や東京圏に住んでいるので、今回は京都で催しました。
皆顔のシワは増えましたが、久しぶりに旧姓で呼ばれ、青春時代に戻って楽しい時間を過ごしましたよ。
もう皆オッサン、オバサンですから、返って気楽で良いのかも・・・
「田沢湖畔」で咲いていましたか・・・
私が田沢湖&八幡平に行ったのは9月でしたから、お花の少ない時期でした。
京都「仁和寺」は7~8年前のお正月に行った際、主人が庭師さんから聞いて覚えた桜です。
おむろの桜は地盤が固くて背が伸びず、里の桜が終ってから咲き出す山桜と・・・
今回、京都に行く事になり、ここだけは行ってみたいと私が望んだ仁和寺でした。