花と緑を追いかけて

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いっぱいの主婦の日記です

春の聖峰・高取山・念仏山ハイキング(その2)

2013年04月13日 | 山シリーズ
速報!

大好きな「雪割草」(オオミスミソウ)に会いに、
山仲間のYさんとはるばる新潟県の「弥彦山」と「角田山」に行ってきました。

雪割草は残念ながらすでに終わりに近かったのですが・・・


どちらの山も全山「カタクリ」が咲き乱れていました


他にこのショウジョウバカマも多く、イカリソウやエンゴサクそしてエンレイソウ・オウレンなどの
スプリングエフェメラル(春の妖精たち)が出迎えてくれました。

この様子は次回のご紹介として、まずは丹沢前衛の「高取山」からのコース(その2)を
UPいたします。

          

3月17日(日)・「高取山から念仏山へ」
私たちの3月の山登りは伊勢原の里山歩きとしましたが
スタートから電車が人身事故でストップし、1時間15分も遅れてしまいました。


標高566mの高取山の頂上に立った時は、すでに12時半を回っていました。

ふもとの河津桜の所で出合った、30代とおぼしき男性も休んでいました。
彼は地元の伊勢原に住んでいるとか、休日ごとに里山歩きをしているらしい・・・

その男性に3人の記念写真を撮ってもらいました。頂上からは霞んだふもとの街が見えるだけ・・・


木々の先にはNNKの大きな無人の電波塔が建っています。

標識の横にはベンチが置かれていて、私はここでおむすびを一個お腹に入れました。

登山道は更に蓑毛を経て、大山まで伸びていますが
私たちは一休みしてから12時45分、鶴巻温泉に向かって途中までは同じ道を下ります。

里山とはいえ思ったより手ごわい山でした。
下りは特に転ばないように気を引き締めていきましょう。



階段を登ってきた道を左に分け、木の根っこだらけの登山道を下ります。
猟友会のおじさんが「気をつけろ」と言ったのはここのようですね。

中高年の山での転倒事故は圧倒的に下りが多い
私は細心の注意を払いました。


ようやく普通の登山道に出ました。
ヒノキの林でしょうか・・・?

花粉よけのマスクをして登り返すと・・・標高357mの念仏山の頂上に出ました。


高取山を出発して丁度1時間の行程でした。


足元には「ナツトウダイ」の花々が・・・


「あら、娘が通っていた大学が見えるわ」とKさんが叫びます。
ここからの眺めの方が、高取山よりも開けていて良く見えました。

ひと休みしてから、鶴巻温泉までの4kmちょっとを下ります。

鶴巻温泉へ

登山道が今までよりも広くなった感じです。
このコースは「野菊と信仰のみち」と呼ばれているらしい・・・


ここは昔から「大山詣」に使われていた路ですね。
猟友会のおじさんは「熊はいない」と言っていたけど


古い石仏群も見られます。


江戸時代には大山街道と呼ばれていたこともあるようです。


案内板の「高取山」の高の字が鷹になっていました。
我が家に近い三浦半島に「鷹取山」はありますが・・・

やがて弘法山からの登山道と合流しますここから1km登れば弘法山ですが・・・




4年前の4月初めに、Yさんと弘法山にお花見ハイキングに来て
ここを歩いています。

今回は弘法山には寄らずに、ひたすら鶴巻温泉を目指して下っていきました。


野生の春ランが道端に咲いていて、頭上には「山桜」がほころび
春の気配いっぱいの気持ちの良いコースでした。

「吾妻山」まで下ると東屋やベンチがしつらえてあります。そこでひと休み・・・
すると私の咳が止まらなくなりました
そしてKさんが珍しく「膝が痛い」と言い出しました

「簡単な里山歩き」とはいえ、もう歩き出して4時間にもなります。

3時半過ぎにようやく鶴巻温泉に到着し、公営の「弘法の湯」て汗を流しました。

翌日病院に行くと「アレルギー性喘息」との診断で、花粉症の薬と抗生物質を処方されました。
Kさんは膝痛が治るのに3週間かかったそうです。

同じ歳同士、体調の曲がり角でしょうか
無理が効かない年齢となりましたね。




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22 コメント

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Unknown (ななごう)
2013-04-14 00:12:48
善波峠や鶴巻温泉付近には、20年程前に何回か?通って居まして有る程度は判る範囲かな?と思って居ます。
若い時でしたら、山の登り下りはさほど苦に成りませんが有る程度歳を重ねますと、下りは慎重に降りないと危ないですね。
先日、初めてお会いした際にマスクをされて居たのはこの時からの花粉によるものなのですね。
私も子供の時には、杉の木に登って花粉を飛ばして遊んでいたのですが、つい3年程前から花粉症に成ってしまいました。
まさか自分が成るとは思わず、花粉症は贅沢病だとカミさんに云って居ましたが今じゃ頭が上がりません。
ショボンです。
花粉症の辛さが身に染みて居る私です。

過去記事を読ませて頂いて居ますが、富士山を毎日見られるなんて羨ましいです。
山野草が綺麗ですね。
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Unknown (jester)
2013-04-14 08:18:53
わ~~
雪割草かわいいです♪

しかしこの根っこだらけの道・・・大変そうです。
特に下りで疲れてる時この道だったらほんとに危険。

去年「初心者用」の山の下りで足を軽くくじきました。
ちゃんとトレッキングシューズだったけど、疲れてて…

歩けないほどじゃないけど痛みがとれるのに3か月ぐらいかかりました。
やっぱり年でしょうか・・・
返信する
スプリング エフェメラル♪ (だんだん)
2013-04-14 13:02:26
nao♪さんのアレルギー性喘息は、この時に出たんですね。
花粉症のうえに、ダブルパンチで可哀想!

でも、前の記事と共にハイキングは充実しましたね~
機会があったら。歩きたいです。
まだね、山野草見てなくて、無性に合いたいのです~
明日は山中湖方面を歩く予定です。
返信する
新潟の角田山 (山小屋)
2013-04-14 17:16:41
ここは佐渡のドンデン山と同じくらい花が多い
山といわれています。
今年はどこでも花の咲く時期が早かったようです。
でもそれなりに楽しめたようで、よかったです。

鶴巻温泉の弘法の湯、何度か入りましたが、
なかなかよい温泉施設でした。
そういえば、先日お会いした時も咳き込んでいましたね。
喘息は咳がでるとなかなか止まらないようです。
早く治るよう祈っています。
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Unknown (kiki)
2013-04-14 17:32:03
いろんな山を楽しまれているんですね。
最初の写真の雪割草 可憐で可愛い花ですね。
雪割草の歌をなにげなく口ずさんでしまいました。
大山までの登山道は木の根っこが多くてよほど気を
つけないと危険そうですね。
歳をとると足が上がってると思っても、そうでないんですね。
アレルギーぜんそく 長引かないようにお気をつけてお過ごしください。
今 草むしりをして家に入ったとたん、くしゃみ 鼻 が容赦なく出て困りました。私は雑草に弱いらしいです。
お互い気をつけましょう!
お大事にね。
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☆ななごうさんへ (nao♪)
2013-04-15 04:19:24
今日は早朝から山梨の山まで行ってきました。
夜はバタンキュー
こんな時間に目が覚めました。

子供連れでも行ける桜の名所の弘法山を中心に、ハイキングロードがたくさんあるようです。
江戸時代には大山詣で賑わった所のようですね。
鶴巻温泉も有名です。

去年、転んで手を骨折して以来、医者から絶対に転ぶなと言われています。
山での下りはとにかく慎重になりますね。

前回のコメントに私の加入している山岳保険のホームページを記しておきました。
参考にしてみてください。

我が家は横浜南部の丘陵地にありますので、2階の部屋から西側に富士山が良く見えます。

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☆jesterさんへ (nao♪)
2013-04-15 04:30:25
春の妖精たちに会いに行ってきました。
トレッキングツァーでしたので、じっくり写真を撮るのは不可能・・・
ボケボケの写真が多くて残念です。

この木の根っこだらけの下りは危なかったですね。
だんだん腹筋も衰えて、自分が思っているほど足が上がらなくなっています
用心しながら下りました。

jesterさんも足をくじかれたとのこと、整形外科とのお付き合いは長引きます。
昨年のゴールデンウイークに転んで手を骨折した私、未だにリハビリが続いていますよ
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☆だんだんさんへ (nao♪)
2013-04-15 04:41:24
今年初めて花粉症がモロに出ました。
花粉症による鼻炎が気管支まで広がり、喘息になったようです。
薬が効いて、咳はだいぶ収まりましたが・・・
昨日行った山では、鼻水ズルズル、涙がポロポロでした。
今はヒノキの花粉がひどいようです。

山中湖方面の山はどちらかしら?
この日曜日、私「坪山」に行きたかったのですが、友人の希望で以前から決まっていた
「甲州高尾山」に登ってきました。
富士山や南アルプスの展望の山でした。
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☆山小屋さんへ (nao♪)
2013-04-15 09:00:25
今年は桜と同じ様に「雪割草」の開花も早く、新潟の友人は3月末に
角田山で満開の雪割草を見てきたそうです。
辛うじて残っていましたが、その代わり思いがけないくらいたくさんのカタクリを初めとする
春の妖精たちに出会えました。
行って良かったです。

花粉によるアレルギー性鼻炎が気管支まで広がってしまったようです。
薬で咳はだいぶ収まりましたが、昨日行った山では鼻水ズルズル、涙がポロポロでした。


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☆kikiさんへ (nao♪)
2013-04-15 09:12:20
50代の中ごろまでは、この山仲間たちとアルプス急の山々にも登っていましたが
今では月に一回の近場の山がせいぜいです
去年は手の骨折や母の死もあり、殆ど山には行けませんでした。
年々体力は衰えますから、今は焦る気持ちを抱えながら行っていますね。

山野草は本当に可愛くて、心癒されます。
未だにアルプスの山々に咲いていた高山植物の可憐な姿が忘れられず・・・
こうしてさして苦労なく行ける「花の名山」を探している次第です。
このブログの題名もそんな気持ちをこめて付けました。
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